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突然現れた生クリーム。 ページ11

A「みっ…くん?」

いやだ。見られたくない。

ツ「え?みんなどうしたの」

エ「…」

クラスが静まり返る。

みっくんが教室に入ろうとしたところを
A「みっくんだめ!まだ入らないで!」

ツ「なんで?なんかあんの?」

私はみっくんから黒板が見えないように背伸びをしたが

みっくんは身長が高いのでそんなの意味なかった。


ツ「Aねぇ〜なにー?」

みっくんは私に顔を近づけながら言った。

A「!!!」

こんな時に恥ずかしがってしまう自分に腹が立った。

その途端私は昨日の出来事を思い出してしまった。

(「好きだよ…」)

A「あ…」

ツ「A?どったの?」

私が顔を真っ赤にしているのを見てクラスの一部の女子が陰でクスクス笑っている。

佐々木「ツリメくーん。なんかさAちゃん今日冷たいね?なんでだろ?もしかして嫌いに

やっちゃった…とか? やだ!ツリメくん可愛そー」

A「違うよ!嫌いじゃない!」

言えた。最後の勇気を振り絞って言った言葉だった。

安心して心臓の鼓動が落ち着いてきているのがわかる。

そんな私を見て佐々木さんは腹が立ったのか

佐々木「ツリメくん!教室入ろう!遅刻しちゃうよぉ!」

そう言って佐々木さんはみっくんの腕を引っ張る

ツ「おっと…」

A「!!」

や…ばいよ


見ないで

みっくんは教室に入り黒板を見つめた。

ツ「これって…」

佐々木「なんかさーエイジくんとAちゃんて付き合ってるっぽいよー」

ツ「エ…そうなの?」

佐々木「そうそう!朝から二人で登校したり」A「だからあれは!」

誤解を招こうと私は声を出す。

だが佐々木さんはから口パクで「だ、ま、れ」と来ていて怖くて声が出なかった。

ツ「A?あれは?」

A「あ…れは」

違うよ?!


付き合ってなんかないよ?!

私が好きのは!

みっくんだよ!



そう…言えたらな

どんなに楽だろう。

ツ「A?どうしたの?」

私はなにも言えなかった。

クラスの隅から「流石にやりすぎじゃね?」や「いいんだよ。一回痛い思いさせないとさ」

なんて声が聞こえる。

そんな様子を見たみっくんは黙って歩き出した。

すると急に立ち止まり。

立ち止まった場所は黒板の前だった。

字数やばいので移動!

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すいぽて - ちなみにミスした41話は削除したので気にしないでください (2018年8月22日 21時) (レス) id: 5205ff0beb (このIDを非表示/違反報告)
すいぽて - 41話はミスです…ラインのようにすることができると聞いたので試しにやってみようかなぁ…と思っていたら公開してました。ご迷惑をかけてしまいすいませんでした (2018年8月22日 16時) (レス) id: 5205ff0beb (このIDを非表示/違反報告)
- すいぽてさん» 41ってどことの繋がりですか?? (2018年8月21日 22時) (レス) id: de60358edc (このIDを非表示/違反報告)
すいぽて - 登校中のじゃないですね…はい。 (2018年7月20日 21時) (レス) id: 5205ff0beb (このIDを非表示/違反報告)
カタストロフ - 本当ですか!やったぁー! (2018年7月20日 14時) (レス) id: b2046dfefc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すいぽて | 作成日時:2018年7月20日 12時

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