番外編7 〜ハロウィン〜 ページ44
ハロウィンといえば、この言葉。
「トリック・オア・トリート！」
みんなはそう言って、お菓子をもらいにたくさんの人へとまわる。
ちなみに私も、その一人だ。
『つくしちゃん！トリック・オア・トリート！』
つくし「はい、お菓子どうぞ！Aちゃん！」
『ありがとう！』
お菓子をもらって、配って……それをひたすら繰り返す。
なかには……
ヒロト「おい灰崎！トリック・オア・トリート！」
灰崎「持ってねぇよ」
ヒロト「よっしゃ！イタズラするぜ！」
なんて言ってイタズラして言い合いになったりしている人もいる。
『人狼関係ないんじゃ……？』
光「俺もそんな気がします」
私達は顔を見合わせて苦笑した。
『それにしても、ずっとこの格好はきついなぁ』
光「俺はこの格好、気に入ってますよ」
頭についている狼の耳を触りながら、光くんは答える。
『人狼って怖いイメージあったけど、意外と可愛いんだね』
光「で、なんで頭撫でてるんですか？」
『耳と一緒に撫でてみたかっただけ』
光くんの髪はふわふわで、耳と一緒に撫でるとまるで猫のようだった。
『なんか、猫みたい』
光「俺は人狼です。狼ですよ、狼！」
私の言葉が気に入らなかったのか、光くんは頬を膨らませた。
『だって可愛いんだもん』
光「はぁ……」
諦めたようにため息をついた光くんを見て、私はクスクス笑った。
夜は立食パーティーだった。
壮行会と同じようにバイキング形式なため、みんなは自由に食事をとっていた。
明日人「ハロウィンならではだよな！」
『違うと思う……』
バクバクと胃袋に肉を詰め込んでいく明日人を見ながら、私はさりげなく否定した。
野坂「はい、西蔭」
西蔭「……ありがとうございます」
野坂くんが西蔭くんに渡したのは、監督が作ったチャーハンだ。
若干青ざめている西蔭くんを見ながら、野坂くんはニコニコ笑っている。
占い師になっても、野坂くんは相変わらずだった。
光「Aさん、どうぞ！」
『あ、え？ありがとう、光くん』
声をかけられて振り向くと、人狼の格好をしている光くんが立っていた。
食事を持ってきてくれたようで、私はお礼を言う。
『光くんは食べないの？』
光「みなさんの分を配ってから食べますよ」
そう言って新しいお皿を手に取った光くんに、私は声をかけた。
『じゃあ、私も手伝うよ。一人じゃ大変でしょ？』
私がそう言うと、光くんは驚いたように私を見つめた。
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姫川ふぶき - 円堂死なないで(泣）青鬼ゲームをだんだん見たら円堂が青鬼に手で死んだので悲しかったです！円堂が死んだなんて嘘だよね？何で円堂を死なないといけないのねぇ教えてお願い！ずっと夜まで朝で泣いていましたけど、泣いたら駄目だと思っていました！けど結局泣きました (2020年4月25日 0時) (
レス) id: 3c4b53ac36 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 青鬼ゲームや君は私の一等星が更新されないのは悲しいけど、体調の方が大事ですからね！！早く治してください！お大事に！ (2019年10月29日 21時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
りん - 風邪しっかり治してくださいね！ (2019年10月29日 18時) (レス) id: 8b75577298 (このIDを非表示/違反報告)
Yニャン - みなさん» ですよね……！( ≧∀≦)ノ (2019年10月16日 21時) (レス) id: 0e74a4daf4 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - あぁ･･･光くんかわいい← (2019年10月16日 19時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
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