153 トリプルキーパー ページ27
『なんでゴールキーパーの人が………』
突然のことに、みんなは困惑している。そんな中で、円堂さんは気合いを入れ直したように手のひらの拳に当てた。
「西蔭、砂木沼。3人の力を合わせて、風神雷神ゴーストを進化させる！」
明日人「何を考えているんだ………」
『たぶん、二人をディフェンスとして扱うんじゃないかな』
明日人は少々納得いかない顔をしていたが、私の言葉に頷いた。
「天空隼弾！」
再びハオくんが、必殺技を放つ。
三人が必殺技を出して融合させようとするも、砂木沼さんが少し遅れて必殺技をだし、そのタメのせいで西蔭くんと円堂さんの技は効力を失ってしまった。
『ゴールが！』
私が叫んだ瞬間、野坂くんがゴールに向かって走りだした。
野坂くんは、ギリギリのところで天空隼弾を上空で迎撃して止める。
『野坂くん！』
野坂「僕なら大丈夫だよ、Aちゃん」
野坂くんは円堂さん達に向きなおる。
西蔭「すみません、野坂さん」
西蔭くんは頼もしそうに、野坂くんを見つめた。
野坂「気にしないでいいよ。彼のシュートコースなら、だいたい読めてきたからね」
そう言って、今度は円堂さんに告げた。
野坂「円堂さん。キーパー3人の連携が完成するまで、僕がフォローします」
西蔭「しかし！それでは野坂さんが攻撃に参加することができなくなります！」
西蔭くんの焦った声に、野坂くんは冷静に言った。
野坂「今は攻撃よりも、点を防ぐ方が重要なんじゃないかな」
西蔭「はい………」
無念そうに頷いた西蔭くんに、私は言った。
『野坂くんが攻撃に参加できない分、私ができるかぎりやってみる。だから、安心して！』
野坂「Aちゃん………」
円堂「ああ！Aなら大丈夫だ！」
私は頷いて西蔭くんに向きなおる。
『西蔭くんと砂木沼さんは、円堂さんとの連携に集中して！』
西蔭「………わかった、頼んだぞ」
私は頷いて、自分の位地に戻った。
「天空隼弾！」
ハオくんがシュートを打ち、円堂さん達が連携をつくろうと技をだす。
しかし、タイミングが合わずに失敗に終わる。
野坂くんが何回も止めに入り、それの繰り返しだ。
西蔭「いい加減にしろ！！」
そしてついに西蔭くんがキレた。
西蔭「タイミングを合わせろと何回言えばわかる！！」
『もしかして………あの二人って仲悪い……？』
睨みあっている二人を見て、私は額に手を当てた。
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姫川ふぶき - 一星が頭を撫でたけど、円堂が何で皆を呼ぼうって思ったのかわからないから、野坂達は何で来なかったのかな？明日人がきって円堂が心配をするのはわからなくってもないけど人の都合を考えないのかな (2020年4月24日 3時) (
レス) id: 3c4b53ac36 (このIDを非表示/違反報告)
Yニャン - アリスさん» コメントありがとうございます！面白いと思ってくれてよかったです！充くんと光くんのファンも、もっと増えてほしいですね！これからも頑張りますので、よろしくお願いします！(ゝω・´★) (2019年8月15日 22時) (レス) id: 0e74a4daf4 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - あと番外編やばいほど面白かったです！ (2019年8月15日 14時) (レス) id: 4df22a9414 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - やばい。。。。。光君が可愛すぎてやばいです。。。w主様のおかげで光君も充君ももっと好きになりました！！ほんとにありがとうございます！！更新頑張ってください！これからも応援してます！ (2019年8月15日 14時) (レス) id: 4df22a9414 (このIDを非表示/違反報告)
Yニャン - こまめに更新しますので、これからもよろしくお願いします！(ゝω・´★) 〜追伸〜 番外編の夏祭り、いかがでしたか？ (2019年8月5日 0時) (レス) id: 0e74a4daf4 (このIDを非表示/違反報告)
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