133 流れ星 ページ3
光「すみません、俺がAさんに喜んでもらいたくて誘ったのに、俺が結果的に慰められるかたちになっちゃって……」
『気にしないでいいよ、私を誘ってくれて嬉しかったよ』
安心させるように笑いかけると、光くんを顔を少し赤らめて目をそらした。
光「Aさん……俺のわがまま、聞いてもらっていいですか？」
『うん、いいよ』
光くんは私の手を握る。
光「……もう少しだけ、一緒に居たいです」
『うん……私も、一緒に居たい』
私の言葉に、光くんははにかんだ。
二人で寄りそって手を繋ぐ。しばらくそのまま星空を眺めていた。
『あ！光くん！流れ星だよ！』
光「ほんとですね！」
キラリとひかったかと思うと、流れ星がいくつか流れていく。
『お願いしなきゃ！ほら、光くんも！』
光「え、あ、はい！」
私達は流れ星に祈った。(効果ある？by作者)
しばらくして二人同時に顔を上げる。
『光くんは何お願いしたの？』
そう言うと、光くんは少しだけ考えてから答えた。
光「そうですね………Aさんが教えてくれたら言います」
『わ、わかったよ……私はね、"イナズマジャパンが世界に行けますように"って願ったよ』
私が答えると、光くんは「Aさんらしいです」と笑う。
『ひ、光くんは？』
そう言うと、光くんは私に優しく微笑む。
光「俺の願いは一つだけです。"Aさんと、これからもずっと一緒に居たい"………それが、俺の願いです」
『光くん………………』
私はただ純粋に嬉しかった。私が照れていると、光くんは私を抱きしめる。
光「俺は………Aさんのこと、大好きです。だから、何があっても絶対に守り抜いてみせます。約束します。」
そう言って、体を離す。私も言った。
『私も光くんのこと、大好きだよ。でも、私だって一応先輩だから………たまには、頼ってほしいな』
光「わかってますよ、Aさん」
光くんは微笑みながら頷いた。
『ならよかっt……くしゅん！』
急に寒さが襲ってきて、私は身を縮める。
光「そろそろ戻りましょう、風邪引いたら困りますから」
『そうだね……くしゅん！』
二度目のくしゃみをすると、光くんはジャージを脱いで私に被せた。
光「それ、着ててください」
『………ありがとう』
光くんの優しさに頬を赤らめながら、私達は宿舎に戻った。
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姫川ふぶき - 一星が頭を撫でたけど、円堂が何で皆を呼ぼうって思ったのかわからないから、野坂達は何で来なかったのかな？明日人がきって円堂が心配をするのはわからなくってもないけど人の都合を考えないのかな (2020年4月24日 3時) (
レス) id: 3c4b53ac36 (このIDを非表示/違反報告)
Yニャン - アリスさん» コメントありがとうございます！面白いと思ってくれてよかったです！充くんと光くんのファンも、もっと増えてほしいですね！これからも頑張りますので、よろしくお願いします！(ゝω・´★) (2019年8月15日 22時) (レス) id: 0e74a4daf4 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - あと番外編やばいほど面白かったです！ (2019年8月15日 14時) (レス) id: 4df22a9414 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - やばい。。。。。光君が可愛すぎてやばいです。。。w主様のおかげで光君も充君ももっと好きになりました！！ほんとにありがとうございます！！更新頑張ってください！これからも応援してます！ (2019年8月15日 14時) (レス) id: 4df22a9414 (このIDを非表示/違反報告)
Yニャン - こまめに更新しますので、これからもよろしくお願いします！(ゝω・´★) 〜追伸〜 番外編の夏祭り、いかがでしたか？ (2019年8月5日 0時) (レス) id: 0e74a4daf4 (このIDを非表示/違反報告)
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