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(ウヒョォォォォォォ!!?!!!!?)
声にならない叫び声をあげて
次々と変わる戦況を見ていた。
女神様が最前線で銃を撃って
危なくなったら紫に隠れて引く。
女神様が引くのと同時に翼の人が前に出て
高台をキープし、バンバン銃を撃ちまくる。
妖艶な人は私の1番近くの階段で
顔を出しながらめっちゃ長い銃を撃ってた。
(…敵がどんどん増えてる…何じゃコレ…)
いわゆる漁夫が漁夫を呼んでる戦況。
女神様達は最初に参加したから
結構な長期戦で消耗している。
すると、一瞬だけ女神様達のリロードが
重なって動きに隙ができてしまった。
「…!マズイわね」
「おっと…!翼もガス切れか?」
「ヘイトが高くて顔を出せないわ…!」
『あ、危ない…!!!!』
ブンッーーーーーードォン!!!!!
大人しくしてなきゃいけないのに、
女神様達に銃口を向けられて焦って
気づいたらグレネードをブン投げていた。
爆弾音が大きくて耳がキーンとするし、
光で目もぼやけてしまい前が見えない。
自分を助けてくれた女神様達は無事なのか。
心配で心配で胸が張り裂けそうだ。
(ど、どうなった!?女神様…!!)
3人は驚いた顔でこちらを見つめていた。
戦いも終わったようで完全に動きも止めて
見た感じ大きな怪我もないようだ。
『よ、よかっ…
"APEXのチャンピオンが誕生しました"
『…た?』
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作者名:ただのりんご | 作成日時:2024年3月27日 17時