美男ですね 2 (ページ17)

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∞(人1)side∞

今日はまた美男のレコーディングだけど、今日はきっと大丈夫だよね

そう思っていると、柊と美男が家に帰ってきた

勇気「柊さん！馬淵さんが迎えに行ったんじゃなかったの？」

美男「勇気さん、(人1)さん、ご心配おかけしてすみませんでした」

勇気「いや、まぁ、無事でよかったよ」

柊「レコーディングが始まる。さぁ準備して」

美男「はい」

柊と美男は部屋に行った

勇気「あの2人…違う！まさか！そんなはず…ダメだ…もう誤魔化せない…」

勇気も美男が好きなんだ…

レコーディングが始まるまで1人でこっそり静かに泣いた

そろそろ始まるから行かないと…

柊「目、赤いけど大丈夫？」

(人1)「あ、うん」

柊「無理すんなよ」

柊は私の気持ちを知ってるせいかそれ以上何も言わなかった

そして、レコーディングが始まった

美男「～♪」

美男は歌いながら泣いていた

どうしたんだろ…

美男は歌い終わってすぐにレコーディングスタジオを飛び出した

勇気「あ、美男！」

廉「どうしたんだ？」

私は勇気と一緒に美男を探していた

(人1)「あ！あれ！」

柊が美男を抱きしめていた

美男は廉を見て逃げるように走っていった。その途端、勇気も走り出した

(人1)「ちょっと！」

美男はベンチに座っていた

私達も美男の目の前のベンチにそっと座った

勇気「美男！」

美男「勇気さん、(人1)さん」

勇気「もう泣くな。俺なら…俺なら美男を悲しませたりしない」

美男「え？」

今は美男に勝てる気がしないよ…

だって、こんなに真剣な目をしてる勇気、初めて見た…