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不破side
合鍵を渡した翌日
さっそくAちゃんは尋ねてくれた
しかも肉じゃがを持って
これがバチくそ美味い
まじで結婚してくんねぇかな
俺がご飯を食べてる時もずっとそわそわしていた
流石にいきなり機材を触るのは無理な話だから
説明すると言うと俺がちゃんと食べ終わるまで待ってくれていた
子犬みたいですんげぇかぁいいのよ…これが…
・
ご飯を食べ
機材の説明も終わったところで、早速歌を撮る
「楽しみやなぁ〜」
『………あの、歌い終わったら聞いてください…歌ってるところ見られるのはちょっと…』
「やだやだ聞きたい」
『…だ、ダメです』
完成したら聞かせますんで！と、部屋を追い出された
くっそぉ……歌ってるとこ絶対レアやったのにぃ
ガチャ
『で、できました』
「んぉ！聞く聞く！」
1時間ちょい経ったくらいでAちゃんが部屋を出てきた
少し自信がなさげっぽいな
『不破さんの歌には到底敵わないんですけど…』
「そんなこと言わんといて、絶対良いから」
ヘッドホンを着け、再生した
曲は、小さな恋のうた
・
「…っすぅーーーーーーーーー…可愛すぎんだろ上手すぎんだろって！！」
『ほ、本当ですか』
え、えぇ…な、なにかわいすぎやろぉ…
まず選曲からかわいいし……
地声もめちゃくちゃ天使やのに歌になるともっと天使…
しかも上手すぎんだろ…
「俺めっちゃ好き、Aちゃんの声も、歌も」
『あ、ありがとうございます…』
「ほんまに歌好きなんやねぇ」
『小さい時から、歌関係のことしたかったので…』
不破さんのおかげですねって……
……にやにや止まらんやばいわ
「これ、投稿してみようよ」
『…えぇっ！？いやぁ…自信ないですよ』
「正直、俺だけが聞いていたいけど、Aちゃんは才能あると思う
もっと広めるべきなんちゃうかな…」
『………と、投稿してみ、たいです』
多分、ずっとしてみたかったんやろうな
背中を押せてよかった
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緑(プロフ) - まなさん» ありがとうございます！ (2022年3月16日 2時) (
レス) @page43 id: 79f067e2a7 (このIDを非表示/違反報告)
まな - めっちゃキュンキュンします！更新楽しみにしてますねー (2022年3月9日 14時) (レス) @page42 id: 24df82e1e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緑 | 作成日時：2022年2月25日 0時
