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ふぅ…よかった授業間に合った…
不破さんに鍵任せてきちゃったけど、大丈夫かな
なにか盗まれたりしないかなって考えたけど
私の家にそんな高価なものは無いし
まぁ大丈夫だよね、多分
多分…
・
「なぁA、今日飲みに行かね」
『え、あぁ…』
木下さんはよく飲みに誘ってくる
お酒はあまり強くないので今までやんわり断っていた
…でも流石にもう折れた方がいいのかな
『わかりまし』「Aちゃん、鍵返しに来たよ」
『ひっ………て、不破さんっ…びっくりした…』
「ひっ…て言わないでよ不破さんお化けじゃないよ」
いきなり後ろから顔を出してきたらそりゃびっくりするよ
あ、鍵返しに来てくれたのか
『ありがとうございます、わざわざすみません』
「全然気にせんで、Aちゃんの顔見れて嬉しいよ」
何言ってるんだこの人は
私の顔を見てなんでそうなるの
ホストだから多分慣れてるんだろうけど…
こんなド直球に言われたこと無かったから
少し照れてしまう自分が悔しい
「…A、どーゆう関係なの、てか誰この人」
『え、あぁただの変な知り合いだよ』
「ちょっと！ひどすぎひんか…」
あからさまにしゅんとする不破さん
子犬みたいで、少し可愛いと思ってしまった
「俺は不破湊、Aちゃんのお友達
よろしくね木下勇くん」
「…え、なんで俺の名前知って」
「Aちゃ〜今日ご飯食べいかない？」
『えっなんでですか』
というか、なんで木下さんの名前知ってるんだろ
「お家泊めてくれたお礼、まだ出来てないからさ」
「泊めっ…お、お前！」
何かいいだけな木下さんと
口角をあげニマニマしている不破さん
『お礼なんて大丈夫ですよ』
「高級焼肉食べに行こうと思ってたんだけどなぁ」
『え』
それは…食べたいな
『木下さん…飲みに行くのまた今度でもいいですか…』
「お前肉につられてんじゃねぇよ」
「んじゃ、決定ね」
外で待ってるねーと言うと
スキップでその場を離れた不破さん
……なんで、上がる時間知ってるんだ
「な、なぁ本当にあの人友達なのか？」
『え？まぁ…』
「…じゃあお友達になってくれませんか？」
はいって言っちゃったし…
告白されたのはびっくりしたけど
ホスト特有のやつだろうし
本気じゃないはず
表情コロコロ変わるし、面白い
『変なお友達ですね』
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緑(プロフ) - まなさん» ありがとうございます！ (2022年3月16日 2時) (
レス) @page43 id: 79f067e2a7 (このIDを非表示/違反報告)
まな - めっちゃキュンキュンします！更新楽しみにしてますねー (2022年3月9日 14時) (レス) @page42 id: 24df82e1e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緑 | 作成日時：2022年2月25日 0時
