あ の コ を お と し た い。《今日から俺は!!》

ステップ11:乗り込む ページ33

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「貴志くん、今日喫茶店行きませんか？」

三橋「おう…………は？おまｯ何で名前」

「…正直、"三橋さん"って文字数多いし…」




3人が私にハッキリと話してくれたあの日


あの日以来、自ら殻を破れたような気がした



三橋さんのことを、貴志くん

理子ちゃんのことを、理子


呼びたかったけど私なんかがって思ってた



理子「ふふ…良かったわね三ちゃん」


伊藤「…喫茶店っつても、あの二人はいるんでしょ？」

「…あ、はい！誘ったら是非って」




それだけじゃない、友達の円も広がった


前、今井くんと谷川くんに勉強を教えた

谷川くんは飲み込みが速くて、教えるのがとっても楽しい

今井くんは………………まぁ、うん




三橋「勉強なんか教えて何が楽しぃんだよ…」

「貴志くんは行かない？」

三橋「行くに決まってるわボケ」


不貞腐れながらも付き合ってくれる

なんだかんだ優しいんだよね








理子「……そういえば…最近開久の奴らとどうなの…？」





そう……そこが難関なんだよね…


あれから、相良さん達とはキッパリ会えていない



勉強一緒にしたいけど……絶対だめだよね




「最近会えてないんだ…だからね、明日開久に乗り込もうと思ってて」



3人が口を揃えてやめろと言ってくる


ツッパり苦手なのに…自分でもびっくりする



でも、それ以外に方法ないし



伊藤「俺らも行くよ」

三橋「あたりめぇだろ」

「それは駄目！！！だって…敵なんでしょ…喧嘩になっちゃうよ」



平和に過ごしてくれるならいいけど…私には殴りあってる映像しか頭にや浮かばないから




「大丈夫！！！何かあったら安全ルートで逃げるから！！！防犯ブザーもあるし…」



伊藤「………じゃあ、なるべく早く帰ってきて。それだけ約束」

三橋「はぁ？！ざけんな伊藤おめぇ…」


伊藤「相良は手、ださねえよ大丈夫だ」

三橋「何を根拠に…」




「とりあえず！！！絶対大丈夫だから！！もし大丈夫じゃなかったら貴志くんのお弁当つくるよ！」





三橋「…どんな気持ちになったらいいんだよそれ」

…→←ありがとうございます！

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