41 ページ41
JM「A、水ちょうだい」
「…あ、はい」
JM「…ん、ありがと」
ダンスをしていたさっきの顔ではなくて、いつも通りの優しい笑顔に戻っていた。
受け取った水を一気に半分まで飲むジミン。
…相当、頑張ってたな。
水を飲み終わったジミンに少し聞いてみた。
「…今日、どうしたの?いつもより頑張ってたね」
JM「ん?あー…ふふ。そうかな、」
思ったこと言い過ぎちゃったかな…ってちょっと心配してると、それを笑顔でかき消してくれた。
JM「…このあと、…頑張らなきゃいけないことがあるから。…ダンスで気合い入れ」
「……そっか。」
……頑張らなきゃいけないこと、
レナ………。
嫌な予感がもしかしたら的中するかもしれない。
そうじゃないことを願いながら、ジミンの後ろ姿を眺めた。
.
TH「Aちゃん、俺も掃除手伝おうか?」
「いや、大丈夫。ありがと」
TH「…そっか。じゃあ先帰ってるね」
「うん、ばいばい」
TH「じゃあね」
部員達が帰った後はマネージャーが練習室を掃除しなきゃいけない。
これは決まりで、…正直言って早く帰りたい。
.
長い長い掃除も終わって後は帰る。
廊下を歩いてると窓からザーザーと音がする。
やっぱり雨だったんだ。よかった、傘持ってきて。
それでも、これ以上ひどくなったら困るから早歩きで下駄箱へ向かっていると
『話が、…あって。』
『…話?なになに…』
雨の音と共に、男の人と女の人の声が聞こえた。
聞き覚えがある声だった。
毎日聞いてる声だった。
分かっていても…私の足は動かない。
盗み聞きという悪質な行為をしようとしていた。
『…俺、俺さ……』
『…ん?』
きっと、昼間の"嫌な予感"は的中しただろう。
『……レナのことが好きだ』
『………えっ、』
そこにいたのはまぎれもなく、
ジミンとレナだった。
.
413人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユテ(プロフ) - さくらんぼさん» お互いお疲れ様でした(*^_^*)私はサランヘヨ (2019年6月26日 21時) (レス) id: a34efc3961 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ - すごく続きがきになりますて言いたかったのと テスト私も終わりました! ユテさんもお疲れ様でした!! #ちょあよ〜”” (2019年6月26日 17時) (レス) id: 9ed812cc99 (このIDを非表示/違反報告)
ユテ(プロフ) - ななさん» マジですか笑 一応候補にいれときますね (2019年6月26日 6時) (レス) id: a34efc3961 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - グクかテテと結ばれてほしい〜笑笑 (2019年6月25日 22時) (レス) id: f009409cfa (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - レスがくる嬉しさ(*´∀`)♪サランヘヨって言われて一人でにやけてたらお母さんに気持ち悪がられました...頑張りましょう(^-^) (2019年6月17日 18時) (レス) id: 9357c61172 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユテ | 作成日時:2019年5月23日 22時