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私が一粒涙を流していると、テヒョンが優しく拭いてくれた。
TH「…観覧車乗ろう」
「………うん。」
テヒョンだって泣いてるのに、
私より泣いてるのに…なんでこんなに優しいんだろ。
もしテヒョンを好きでいたら、きっと今幸せだったんだろうな。
.
15分くらい待って、やっと観覧車に乗れた。
私はテヒョンの目の前に座る。
TH「うわー…夕日で街が綺麗に見えるね」
「そうだね」
TH「見て!あそこ俺んちじゃない?」
「もう見えたの?」
TH「だって俺んち輝いてるもん」
「…なにそれ笑」
また気遣わせちゃってるのかな…
少し申し訳ない気持ちでいると
TH「…やっと笑った」
「…え、?」
TH「やっぱりAちゃんは笑顔が似合ってるよ」
「…」
優しく笑って、そう言ってきた。
この人はどんだけ優しいのかな。
「テヒョンもね、」
TH「ん?」
「テヒョンは笑顔でいてほしい。」
TH「…ひひ、そうする」
誰かのために泣ける、優しい子なんだから。
テヒョンこそ、笑顔が似合ってるよ。
TH「…ねぇ、もうすぐ頂上だよ」
「ほんとだね」
結構高くなってきて、街もよく見えるようになってきた。
夕日がいい感じに照らしてて、ほんとに綺麗。
少しだけ見入ってると、いつのまにかテヒョンが隣に来ていた。
TH「Aちゃん」
頂上まであと少し、
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TH「…俺がAちゃんを必ず幸せにするから。だからもう1人で悲しまないで」
ついに頂上についたとき、
何度目かのテヒョンの優しさが伝わった。
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ユテ(プロフ) - さくらんぼさん» お互いお疲れ様でした(*^_^*)私はサランヘヨ (2019年6月26日 21時) (レス) id: a34efc3961 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ - すごく続きがきになりますて言いたかったのと テスト私も終わりました! ユテさんもお疲れ様でした!! #ちょあよ〜”” (2019年6月26日 17時) (レス) id: 9ed812cc99 (このIDを非表示/違反報告)
ユテ(プロフ) - ななさん» マジですか笑 一応候補にいれときますね (2019年6月26日 6時) (レス) id: a34efc3961 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - グクかテテと結ばれてほしい〜笑笑 (2019年6月25日 22時) (レス) id: f009409cfa (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - レスがくる嬉しさ(*´∀`)♪サランヘヨって言われて一人でにやけてたらお母さんに気持ち悪がられました...頑張りましょう(^-^) (2019年6月17日 18時) (レス) id: 9357c61172 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユテ | 作成日時:2019年5月23日 22時