あなたの好きな人は私の親友[BTS]

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TH「はあー、楽しかった。ちょっと休憩する？」



「……」



TH「…どうしたの？」





a.m11時20分





2時間くらい、テヒョンのテンションに任せてアトラクションを乗り続けてたら



まぁ、気持ち悪くなった。



吐き気する…頭いたい




もうテヒョンと遊びたくないかも。





TH「…あそこのベンチに座ろ。」




「、うん」





ベンチに座ると、テヒョンが少し待っててとどっか行ってしまった。





ひどいな、調子悪いのに1人にするなんて。

テヒョンのせいでもあるのに。



…テヒョンに任せた私が1番悪いけどさ。




そんなこと思うこと10分。




「…遅い」




テヒョンのことだから迷子になってるかもしれない。


さすがに探しに行こうかと思ってたら、




TH「お待たせっ、…」




走ってきたのか、少し息遣いが荒いテヒョンがいた。




「…どこ行ってたの？」



TH「コンビニ」



「…」




…呑気にコンビニなんか行ってたんだ。



少し機嫌を損ねてたら、




TH「…ん、」



「…え？」





袋を差し出された。


そのあとテヒョンも私の隣に座る。





TH「…俺が、1人突っ走っちゃったから…Aちゃんのこと考えてなくてごめん」



「…」




TH「…調子悪いなら言ってよ、もぅ…」





捨てられた兎なみに悲しそうな顔してるテヒョン。



気づいてたんだ。




袋の中を見ると、水1本とパン類がたくさん




「…ありがと」



TH「え？」





こういう優しい気遣いができるから、憎めないんだけどさ。




「私これ昼ごはんにする」




TH「…ん、？え？」



「…」





よく分かってないテヒョンに、袋を見せる。



ようやく分かったのか、




TH「あー…うん。俺も貰っちゃおうかな」




「なんで。これ私の分でしょ？」




TH「……買ってきます」




冗談で言ったつもりが本気にするから、




「あー嘘嘘。待って、」



TH「…え、？」




「半分こしよ。テヒョン」



TH「…！うんっ」





笑顔でまた私の隣に座ってきた。



テヒョンに冗談は通じないね。







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