あなたの好きな人は私の親友[BTS]

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RN「鳥だよ」



JM「いや、絶対ちがう。」



RN「なんでー。…昨日の帰りも同じこと言ってたじゃん。」



JM「言ってないって。昨日のはウサギだろ？」




「…」





いつもの屋上。


いつもの弁当。




だけど全然、いつも通りじゃない。




さっきから2人は私が知らない話ばっかりして、2人で楽しく笑ってる。


その横で、ずっと静かに弁当を食べてる私。




どう見たって、私いらない。


ここにいて楽しい昼食…なんて言ってられない。





RN「そうだ！明日の土曜日さ、3人で遊びに行かない？」




JM「お、いいね」





この前よりも仲良くなってることと、私がいない2人の下校は楽しいということ。



それだけ…今分かった。





JM「A聞いてる？」



「…」




RN「…A？」




「パス」




RN「え？」





聞いてるよ。2人の会話なんて、嫌でも耳に入ってくる。




「明日テヒョンと遊ぶからごめん」




RN「…え、そうなの？」






ごめんテヒョン。


こういう時に利用しちゃってごめんね。




どうせ3人で遊んだって、1人になるのは私なんだから。





JM「…Aとテヒョナってさ、付き合ってんの？」




「…え、っ」





いきなりジミンが聞いてきた。





JM「昨日から思ってたんだけど…ほら、最近テヒョナAに話しかけてるし」





…それは、私のことを思って気遣って話しかけてもらってるだけなのに…



昨日からって…だからジミンは昨日部屋に来なかったの？





RN「…確かに…え、ほんと？」




「ちが_」



TH「そーだよ」








「…え」





違う



そう言おうとしたのに、低い声で遮られた。




JM「え、」




RN「…ほんと、？」






もう、2人本気になってんじゃん。



なに言ってんのテヒョンは…。



ってかなんでここにいるの。




TH「そうだって。」



「ちがう」






JM「んーどっち？」





「付き合ってない」

TH「付き合ってる」





JM「…」







…テヒョン、いい加減にしてよほんと。







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