あなたの好きな人は私の親友[BTS]

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YG「はい練習やめ。ちょっと集まれ」




ピーっ



「集合」




『はい』





今日の部活は少し早めに始まった。



きっと"新部員"が来るからだろう




私とユンギ先輩の前に15人の部員が座る。





YG「えー、今日から新部員がこの1部に入ってくる。1年生でダンス経験があるそうだ。」





先輩がそう言うと静かだった練習室が一気に騒がしくなる。



そりゃそうだ。いくらなんでも時期外れすぎる。


しかも2年生ではなく1年生。


騒がしくなるのも無理ないと思う。





JM「ユンギヒョン。ヨジャですか？ナムジャですか？」




YG「だから知らねーっつーの。」




JM「嘘だ、絶対嘘ついてる。そんなに言いたくないんですか？」




TH「なにジミナ。ヨジャ狙ってるの？」




JM「違うわ」





私も気になるな…




「先輩、」



YG「ん？」





皆に聞こえないように耳打ちをする




「…あの、ほんとに知らないんですか？」




YG「ん、知ってるけど。」




「え、」





…じゃあなんで言わないんだろ



謎だな、。





YG「お前なら言ってもいいけどね」




「…皆には言わないんですか？」





そう言うと少し黙って、



だってワクワクするじゃん？って笑顔つきで言ってきた。




…なんですかそれ。






YG「その子さ、かなり期待できるダンスの持ち主なんだよ。おまけに可愛いし、」





「あ、じゃあヨジャですか？」




YG「でもイケメンなんだよなー」




「…どっちですか」





可愛いくてカッコイイ…



んーじゃあヨジャなのかな。ヨジャだといいな。





JM「あ、ユンギヒョン！Aにだけ教えてる！」




TH「えーちょっと俺も気になりますー」





2人が文句を言ってるとガラッと練習室の扉が開いた。




皆が一気にそっちに視線をうつす




…新部員だ。






『すみません。遅れました』





その子が入ってきたとき、皆が目を見開いた。



もちろん、私も。





『…初めまして』





綺麗な声、整った顔









『チョンジョングクです』







新部員はイケメンナムジャだった








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