第八十八話「なんでその人チョイスした」(*) ページ24
※棺桶五つ(中身は全員成人男性)を引きずり回しながら、砂漠に現れたゴールドマン達を血祭りに(そもそもゴールドマンには血なんかないけど)あげる勇者一行。このまま世界中のゴールドマンを絶滅させかねない勢いである※
〜数時間後〜
ブラック「恐らく先程の呪文はザラキでしょう。成功すれば一瞬にして敵の命を奪える呪文です」
アンダイン「そんな危険極まりないものが何故あのタイミングで…」
お登勢「アンタらどこ行ってたんだい」
A「なんか…はい。面白い話ができなかったからかはわかりませんけど、ザラキをかけられました」
お登勢「ザラキ!?なんでそんなもんが…」
漸「よくわかんねェけど、話一応終わったし城飛ばしていいと思う」
お登勢「それなんだけどね…実は夕食の支度が間に合わないんだよ。ちょっとアンタ達、料理の方手伝ってくれるかい?」
第二人格「全然いいわよ」
〜神様移動中〜
マチャンキ「どうもどうも、私こちらの調理番のマチャンキと申します」
土井先生「あっはい、どうも…」
マチャンキ「それでは…アンダインさんに来ていただきましょうかね」
アンダイン「…私か!?」
マチャンキ「えぇ、他の皆さんはこちらの方へどうぞお座りくださいませ…はい、今日はアンダインさんが鮭のムニエルを作っていただくという事でございますよ」
アンダイン「ム…ムニエル?」
漸「ヤバいぜお前ら、アンダインがムニエルとかまともに作れるわけがねェ」
マスハン「というかあの感じだとそもそもムニエルが何なのかすらも知らないよね?」
桂「…まさかこの料理が上手く出来なければまた」
猗窩座「…来るのか、ザラキが」
高杉「アンダインの奴が鮭のムニエルをちゃんと作る事を祈るしかねェな」
ブラック「落ち着いてください高杉さん、そもそも名前すらも知らない料理を作れるとお思いですか?」
サボ「だけどちゃんとムニエル作ってこないと城を飛ばす段階に入れないぞ」
マチャンキ「さあそれでは鮭をどうしましょうか?」
アンダイン「…そう、だな…」
土井先生「…まさかとは思うけど、アンダインさんそもそもあそこに並んでる中のどれが鮭なのかすらわかってないんじゃ」
銀時「オイオイ、これ100%日曜お昼1時過ぎによく見る光景じゃねェか」
マチャンキ「ところで、アンダインさんのお料理の腕ってどれ程のものなんでしょう?」
第八十九話「日曜お昼1時だったら百点満点」(*)→←第八十七話「早速死んだ」(*)
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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2021年12月4日 17時