七つの大罪 呪われ、必要とされた少女4

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湖の姫side




魔神王復活のため最初の戦いでわざと


時間停止の魔法を遅らせたこととか







1度メリオダスが解いたエリザベスの呪いを


再発動させたこととか








最後の魔神王との戦いで


〈七つの大罪〉の合技を湖に撃ち込ませたこととか








｢そのくらいのことしか知らないわね｣









メ｢マーリン俺の目を見て答えろ

お前は本気でエリザベスを殺そうとしたのか?｣









ディ｢うそ……だよね?｣









メ｢それで呪いを再発動させたのか!?｣









マ｢だが姉々を救ったのも私だ!!｣









キ｢オイラにはキミの考えが理解できない!!｣









｢所詮彼女と他種族とでは真に理解し合うことはできないのでしょうね……｣









『何それ……混沌って……ｯ､!!』









ア｢ユリ?｣









『ｯ…､いっ……頭が……ﾊｧﾊｧ……』









エ｢大丈夫?ユリ姉さん｣









『ﾊｧ…ﾊｧ……』









｢そうそうもう1つ……これはマーリンも知らなかったことだけど｣









メ｢……まだあるのか?｣









｢そこにいる魔神族と女神族のハーフユリ｣









『ｯ､……何?』









｢あなたは決して魔神族と女神族の間に生まれた子じゃないわ｣









『ぐっ!……あ､頭が……割れる……ﾊｧ､ﾊｧ……』









｢あなたは混沌から生まれた子……

混沌が全ての種族の代表として生んだ

魔神王よりも最高神よりも先に生まれた人間｣









ディ｢ユリが!?｣









ゴ｢一気に事が起こりすぎだ……｣









｢あなたに強大な力があるのも


闇の力も光の力も使えるのも


あなたの魔力が“全魔力”フルマジックなのも


全部混沌があなたに与えた力｣








『やめて……』








｢全て思い出す時が来たのです……あなたには

新たに生まれる混沌の王への使命があるのです｣







『!!』






｢さぁ……!!｣

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