七つの大罪 呪われ、必要とされた少女2

闇 爆ぜる ページ22

エスタ｢お前らの｢恩寵｣がこれなら大したことねぇな｣



サ｢慌てるなよ今見せるから[竜巻]｣




エスタ｢ぶおっ｣



タ｢[大海]｣



エスタ｢がぼっ｣



サ｢神の領域へようこそ…そこは僕らの｢恩寵｣によって作り出された空間さ……｣



エスタ｢……んなものブチ壊してやるよ｣




タ｢やめときなさい……いくら暴れてもそこからは脱出出来ないの〜｣




タ｢大海に唾吐いて竜巻にため息をつくようなものよ〜｣




サ｢……復讐は今果たされる｡竜巻と大海に引き千切られ生ずる雷に打ち砕かれよ｣



エスタ｢ｸｿｯ……｣



サ&タ｢“エンリルの天罰”｣




サ(僕らの“エンリルの天罰”は魔神族をも再生不可能な分子レベルにまで分解する｡消滅をもってマエルを殺した罪を贖うがいい)



エスタ｢……っ｣



.



.



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ディ｢急に静かになったね……｣



キ｢一つだけ大きな反応が消えた……｣



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聖｢聖騎士長!!どちらが勝ったんでしょうかね!?｣



ハ｢それはこっちが聞きてぇよ……｣



聖｢聖騎士長!!今のうちに食事にしましょうか?｣



聖｢うん確かに｣


ハ｢悠長に飯食ってる場面じゃねぇ!!｣



聖｢聖騎士長!!｣



ハ｢次は小便か!!?｣



聖｢も…もう一体の十戒をどう対処しましょう……やはり魔神族は討たねばならない相手かと……｣



ハ｢……｣



.



.


エ｢ねぇデリエリ…私には彼(モンスピート)があなたをどう思っていたかは分からないわ……けど大切なのは貴方が彼をどう想うかでしょう?｣



聖｢四大天使様がお戻りなられた!!御無事でしたかサリエル殿!タルミエル殿!!｣



ハ｢ま…まさかもうエスタロッサをブッ倒したんスか!?｣



サ｢今頃塵になってるはずさ……｣



『……!!サリエル、タルミエル後ろだ!!』



タ｢ちょっとちょっと〜｣



サ｢どういうことだ……｣



エスタ｢えっへっへっへっへっ｣



ホ｢と…闘級8万8000……!?やっべぇ!!｣




ゴ｢歪められた精神が更に捻れてしまった……｣




ホ｢はい?｣


エ｢様子がさっきまでと違う……｣


『まさか……』



エスタ｢なあなあお前ら……もっと俺と遊んで?｣



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