七つの大罪 呪われ、必要とされた少女2

絶望ランデブー ページ2

ゼルドリスside


｢お前達は……キューザック!!チャンドラー!!｣




キューザック｢お久しぶりですゼルドリス王子｣


｢お前達……脱出出来たのか?｣


キュ｢封印の効力を大分弱体化して頂いたおかげでどうにか｣



｢面を上げろ……よく戻って来てくれたお前達がいれば十分だ｣


キュ｢勿体なき御言葉……!｣


チャンドラー｢元師弟の涙の再会かフン!!羨ましい!!｣



キュ｢そう腐るな……今は魔神軍の為老兵が尽力する時……それぞれの師としてな｣



｢メリオダスを奪還せよとの命だ……｣


チャ｢ほ、ほ……本当か?｣


｢……杖が落ちたぞ｣



キュ｢しっかりしろ!〈おしゃぶり〉の!!して……標的は今どこに?｣


｢……先程話に出た七つの大罪やユリと共にここへ向かっている｣


チャ｢メリオダス坊ちゃｰｰｰｰｰｰｰｰん!!｣



キュ｢……全く!メリオダスの事となるといつもこうだ｣



｢放っておけ……チャンドラーほど適任者はいまい｣


エスタ｢メリオダスが生きてるんだって?魔神王もひでぇ真似しやがる｣



｢兄者……完全に治るまでもう少し休め……｣


エスタ｢おーそうさせてもらう……｣



にしてもチャンドラーに伝え忘れたな


ユリも一緒に連れてこいと


キュ｢ゼルドリス王子……!あなたの御身は俺の命にかえて必ずやお守り致します!!｣



｢過保護は程々にしてくれよ｣


キュ｢は!!｣




ユリside



『……!!なにか来る!!』



ディ｢みんな!空を見て!!｣



ゴ｢夜が……来る!!｣



キ｢なんだこの胸騒ぎは?｣



マ｢全員襲撃に備えろ!!｣


ホ｢マッマッ……マーリン!!｣



ホ｢その爺さんどっから入ってきたんだ……!?｣




『……!!まずい!!中にはエリザベス達が』


チャ｢儂のかわいいメリオダス坊ちゃん!!今すぐ儂と共に帰りましょうぞ｣



エ｢あなたは……一体誰?｣



チャ｢お主か!坊ちゃんをかどわかした不埒な女神は!!｣




チャ｢殺す!!!!｣



ホ｢マーリンのバリアをまるでシャボン玉を割るみたいに!!｣


マ｢侮れん相手のようだな……伏せろ姉々!!｣



『マーリンダメ!!そいつに魔力は……』

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