僕の「특」 (ページ7)

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「んー、ミノと同じでダンスする子。

意志の強い目をする子だよ〜」

『答えになってないんだけど。

名前は？年は？
俺よりかっこいいのか？

俺に許可なく付き合うってあり得るか？』

「え、なに。怖いんだけど。

名前は、ヒョンジン、2つ下、、
顔はうーん。ミノと同じくらいきれいだよ、、？」

『俺よりかっこいいやつなんて、いるわけないだろ。』

「んふっ。気にするのそこ？

じゃーミノの次にかっこいいかも？？」

ケラケラ笑うアイツに苛立ちを覚えるが、俺の次にかっこいいとか冗談を抜かすくらいだからすぐ別れると思ってた。

でも、2人は上手くいっていた。

ある時、俺がJYPの練習生になり、ヒョンジンに出会った。
聞けば、2つ下というじゃないか。
この時点でほぼほぼユリカの相手だと分かっていたが、
彼女いるか？と問えば、とても可愛い彼女がいると、餃子スマイルで返される。

どこかの練習生とは聞いていたが、まさかJYPだったなんて。
神様は意地悪だ。

ある日、JYPからの練習の帰り道、
ヒョンジンと微笑み合うユリカの姿をみた。

その笑顔は俺がみたことない綺麗な笑顔で、
本当にヒョンジンのことを愛しているんだと気づいてしまった。