僕の「특」 (ページ20)

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なんとなく上手く行っていない、
ずっと心が軋むような日々が続く俺には、棘のように感じ、語気が荒くなる。

『でも、結局リノヒョンに言ってるんでしょ。

俺いつも言ってたよね？
気を遣われるより、頼って欲しいって！

誰が彼氏なの？
俺だよね？

ユリカヌナのこと、俺が1番に知りたいんだよ。』

あー、やってしまったと思ってももう遅い。

「ヒョンジナ、ごめん。

嫌な思いさせたね。

今度から1番に言うから。」

『ううん…ヌナ、本当にごめん。

俺こんなことで…
心配の言葉も言えなくて…
子供でごめん。』

「大丈夫だよ。
私もヒョンジンのこと1番になんでも知りたいもん。

今度から気をつける。

ヒョンジンこそ、なんか元気ない…？」

『最近、上手くいかないことが多くて、それで…ちょっと疲れてる…』

「そっかぁ。
ヒョンジンは、本当によく頑張ってるよ。

頑張りすぎてるくらい！

ヌナが保証する！！

だから、たくさん美味しいもの食べて、
取れる時は休息もしっかりとってね。」

こんなに声を荒げても、
ヌナは優しいから、謝って、誰よりも心配してくれるんだ。
俺が悪いのに。

本当に格好悪い。
自分に余裕がなくて、焦って、怒って、
愛している人を悲しませて。

こんなんじゃいけないのに、
結局ヌナに甘えてしまう自分に更に憂鬱は募っていった。