傘の無い雨は暖かい【オリジナル】 (ページ14)

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実行の雨始まり編ページ14

ラフィネ「よし、やるか。」

ティルッド「ねぇラフィ姉？」

ラフィネ「ん？」

ティルッド「僕、見たくないから外で待ってるね！」

ラフィネ「おう！待っててね！迷子になるなよ！」

ティルッド「はーい！」

アリアス「じゃあ、作戦通りな？最初はラフィネだ。頑張れよっ」ﾎﾟﾝｯ

ラフィネ「わっ、あ、うん！」

まずベットに行って、椅子に縛り上げる。

ラフィネ「よーし。

起こしていい？」

リーデアリアスクミス「OK！」

腕に針を刺していく。

まず1本目。
ゆっくりゆっくり中に入っていく。
この感覚。
どんどん中に入って傷口から血がじわじわと滲んで、溢れ出てきた。
これだ。この感覚だ！

A「痛っ…！ラフィネちゃん！？なん…でっ…こんなっ…あ"あ"あ"！！！
痛い!!!!!痛いよラフィネちゃん!!!!!なんでこんなことするの！？止めて!!!!!」

ラフィネ「ホントは解ってるんでしょ？自分が何したか。
答えたら、針抜いてあげる。」

A「ふーっ………ふーっ…分かった…分かったわよ！！私は！
私は！あなた、ラフィネの親！あなたを虐待して、殺したのも私！……でもなんで生きてるの？」

ラフィネ「それは、あんたが馬鹿だから！！！」ｼｭｯ
A「う"っ……」

針を抜かれた。
出血が止まらない。

ラフィネ「私はあの時、ただ気絶しただけなのよ。あんたが馬鹿だから助かったけど。
まぁ、いい気味だわ。こんな感じで全てを明かし合うのは。」

A「あんた…！なんでアリアスと会ったの！クミスも！ティルッドもリーデも！
あなた達、なんなの…?」

ラフィネ「殺し屋よ。」

ﾄﾞｸｯ
心臓の鼓動が激しくなったのが分かった。

A「じゃぁ………あなたも……！？」
ラフィネ「えぇ。勿論。」

ラフィネ「じゃぁ、拷問を続けなきゃね♪」

今日はとてつもなく綺麗な雨だった。