花のち晴れーc5なんか大嫌いー

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(人1)side



『んー……』



なんでこうなっちゃうんだろう。




今日はあいにくの体調不良で遊園地には
行けなかった。



海斗「大丈夫か?きつかったら言ってくれればよかったのに。」



わたしがさっさと言わなかったから、迎えに来ちゃって、今海斗の家で休んでいる。




わたしは愛莉からメールが来たので、連絡を送った。



愛莉《(人1)大丈夫〜?お見舞い行くよ！》



『大丈夫だよ、愛莉。海斗がそばにいるから。』


愛莉《そう？》


『うん、だから心配しないで。と。』


そう送ってスマホを近くのテーブルに置いた。



『ー…ｺﾞﾎｯｺﾎｯ』


ﾊﾞﾝｯと扉が開いた。


めぐみ「(人1)ちゃん、大丈夫!?」



『えっ、なんでここに！？』


めぐみ「晴くんのLINEから(人1)ちゃんが体調悪いみたいって友達から来たみたいだから。」


『みたいだからって。』


晴「別に俺は心配だから来たわけじゃねーからな」


海斗「情報が早いな」



晴「まぁな」



めぐみ「大丈夫?食欲は？」


『大丈夫です、今作ってもらってるし。』


そして、ご飯が来てわたしは少し起き上がる。


そんなとき


めぐみ「なんかダブルデートみたいね。みんなはダブルデートしたことある？」


海斗「俺はないな」


『…わたしも』

晴「俺はモテまくってたからな。」


『まーた適当な事言って』


晴「なんだよ！」

めぐみ「すごいなわたしも、今まで1度もなくて」


海斗「…」

嫌だな、今日は海斗のことで、頭いっぱいにしたいのに。



『ごほっ、』


海斗「大丈夫か？ちょっと喘息気味になってきてるな。」


めぐみ「(人1)ちゃん、喘息持ちなの?」


海斗「あぁ、いま看護師呼んでくる。」


めぐみ「待って、私にもできることあったら。」


そう言ってめぐみちゃんと海斗はいなくなり、
わたしと神楽木だけになった。



気まづいな。


晴「…」


『…』

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