花のち晴れーc5なんか大嫌いー

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(人1)side




愛莉「こっちこっち！」


次の日愛莉が部屋に迎えに来た。



『ちょっと愛莉！』



愛莉「ね、晴に気持ち確かめなきゃ！」



『どうゆうこと？』



愛莉「素直になりなってー、晴で頭いっぱいでしょ？」



『いやなんでそうなる？』



愛莉「だって、一緒にいると楽しそうだし好みも一緒だし！」



『あのねぇ』



愛莉「じゃあ聞くけど、少しでも晴のこと考えたりしない？」




『えっ』



愛莉「はい答えられない！決まりね！」




『え、いやだから！』




いきなり過ぎてわかんない！





愛莉「ほら行くよ！」





そう言われて神楽木が待つ車へと車椅子を押された。





『ちょ、ちょ！』




晴の車に乗りこみ、会場に向かった。




愛莉「ほら、話せるチャンスじゃん」




群衆のそこには神楽木と海斗と杉丸くんもいた。





その中に私もいけっていうの？




車の中ですら海斗たちがいて話しづらかったのに





そんなとき、奥の方から騒ぎ出した。





『あ、』




中には西留メグがいた。

通称メグリン。




メグ「ね、あなたとどこかで会ったことある？」





いきなり神楽木の前に来て、ほっぺたを掴みかかってきた。




晴「…は？」




なに、なんなの…






愛莉「……」






晴「触んな！初対面に触るなんて馴れ馴れしいぞ！あ、(人1)、下にいたのか」



『居ちゃ悪い？』


晴「な、なんだよ」




『べつに』




晴「ここじゃ話しにくいから、いいから来い。」








愛莉「はい、行ってらっしゃい」




ﾄﾞﾝｯ



愛莉に車椅子を押され、行くはめに。

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