弊社、JWHDは、、、(JW全員)4

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Aside









中「いらっしゃい」









忙しいはずなのに、こんな理由で訪れた私に優しい笑顔で迎えてくれた。









私の腰に巻いたジャケットに目を向けて、何も聞かずに





こっちおいで、と保管庫へ入れてくれた。









「おシゲ、、重岡くんから何か聞いてますか？」







中「いや、なんも。」







「雨に濡れてたマンホールで転んで、泥がついてしまって」







巻いてたジャケットを取ると、中間課長は私の後ろに回り込んだ。








中「怪我なかった？痛かったやろ」









穏やかな声で心配してくれる課長に、お忙しいのにすみませんと謝った。









中「ここからここまでやったらどの服選んでもええよ」








「えぇ、本当ですか、さすがに迷っちゃいますね…」








中「じゃあ、選んでもええ？」









「えっ、そんな、申し訳ないです、課長のお時間頂くなんて」









中「はいはい、そんなこと言わんと。ええから。」









課長の美しい手がハンガーをパタパタとめくっていく。









思わずその手つきに見惚れていると、急に課長の手が止まった。









中「こんな色がええなぁとかもないん？」








「…オフィスに合うものなら、今はどれでも大丈夫です」









中「せっかくやから……」









渡された服はネイビーのキレイめニットセットアップ。






下はリブニットのタイトスカート、上は襟付きノースリーブ。








課長、さすがのセンス。









着替えてからデスクに戻っていた課長にお礼を伝えに行くと、これまた優しい笑顔で









中「おぉ〜、似合うやん。Aちゃんスタイルええからなぁ〜」







って褒めちぎってくれた。

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