弊社、JWHDは、、、(JW全員)2

56ー黄 ページ11

中間side









藤「ブースを素通り出来ひんようなアイキャッチが欲しいな。」






「そうだね…けどチープな客寄せ感ではなくて、きちんとブランドの高級感は失わないようにしたい。」







中「うん。…そういえば2人のお陰でついさっき、関連会社も任せたいって言われてん。ありがとうな。」







「いや、課長のプレゼンや交渉も効いたんですよ。お勉強させていただきました。」








藤「やりましたね」









2人の時計はサンプルを使ってるってい言うてたけど、ペアウォッチなんがちょっと気になる。









それに、こないだの帰りの新幹線で起きた時、2人は仲良さそうにお互いの頭が寄り添って寝てた。









中「…とにかく、関連会社のほうはまだ先の話で、今はこのプロジェクトに集中しよ。




いいものにしような。」







「はいっ」


藤「今までにないもんをしましょう」









……









帰ろうとしたら雨が降ってる。






流星はハマちゃんと照史と飲みに行く言うてたけど…








中「もしもし？雨降ってるけど俺今日車やから良かったら乗っていかへん？」








会社の地下駐車場の車の前で待っているとAちゃんが来た。









「わざわざすみません、お待たせしました」






中「待ってへんよ。どうぞ？」







助手席のドアを開けてあげると、照れ臭そうやった。







「最近、助手席に乗せてもらうことなんてなかったのでちょっと緊張しちゃいますね。笑」

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