弊社、JWHDは、、、(JW全員)3

97 ページ7

Aside









神ちゃんに先に戻っててと伝えて、少しタイミングをずらして席に戻った。









あ、私の席に中間課長がいる。








その隣の桐山さんは課長が来て嬉しそう。









桐「あ！おかえり！」








中「やっと来た。俺やっと上司から解放されて乾杯しに来たのにAちゃんおらんからさぁ。」









課長と同じ方向に目をやるとご機嫌な上司の姿……。









桐「ここおいでぇ」









桐山さんと課長の間に座らせてくれた。









そしたら、また桐山さんが耳打ちしてきた。









桐「神ちゃんとどこ行ってたん？」







「っ、デッキ、です…」








中「ん？どうしたん、顔…ていうか首まで真っ赤やん。」







「え…いや、暑くて…」








中「飲みすぎたん？ほら、水飲み？」









「…ありがとうございます…」









中「ふふ…」









風を感じたと思ったら、課長が団扇で優しく扇いでくれてる。









「だめですっ、課長に扇がせるなんてっ、自分で扇ぎますっ……」









団扇を貸してほしかっただけなんだけど、



うっかり、団扇を持つ課長の大きな手を両手で掴んでいた。









中「…手ぇ熱いけど。そんな飲んだ？」







「…ごめんなさい！ちが、その、、」








中「ふふっ、なに焦ってんねん。笑



…手ぇ小さいなぁ？」








「し、失礼しました…」





中「ええって。笑」

98ー赤→←96

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す