43ー赤 ページ43
重岡side
よっしゃ、金曜や。今週も終わり。今日もサッと仕事終わらせて帰りにボクシングジム行こ。
また広報部のIRの人んとこ行かな。
重「お疲れ様でーす」
あ……
重「よぉ小瀧。」
小「あ、シゲさんお疲れっす」
重「今日Aさん休み?」
そしたら小瀧はわざとらしく困ったような顔で俺を見てきた。
小「Aさん昨日から出張で月曜ならな いないんですよ〜。はぁぁ〜。」
重「そうなんや」
小「…あ、なにか用件ありましたか?」
重「あ、いや。ただおらんから病欠でもしてんのかなって思っただけ。ほな」
…そのあとちょっと業務が立て込んで、遅めの社食。
もう席はガラガラでいつもより静かでええなぁと思って一人で席に着いた。
女1「ねぇ、聞いた?コスメから広報に異動したAさん早速プロジェクトやってるって」
少し離れた席やのに、人が少ないから油断してるのかよう聞こえる声で話してる女性社員。
その口からAさんと思われる人の名前が。
女2「それ聞いた!しかも、中間課長と藤井さんとだよ〜?羨ましいよね〜」
女1「てかこないだのBBQで社内で人気のイケメンに囲まれててさ〜いいなぁ〜。
美人でバリキャリでしょ?かっこいいよね〜。
Aさんって結婚してんのかな?恋愛事情とか、気になるぅ〜。」
重「ングフッ!!」
け、結婚!?!?いや!!!!指輪してへんかったはずや!!!!
むせたわ……
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作者名:あおゆ | 作成日時:2020年5月31日 21時