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Aside
ゴミ拾いの次の日は意外と疲れていて日曜はゆったりとお家で過ごしていた。
そして切り替えて1週間がまた始まる。
…月曜の朝から社内メールにて、
『13時半に10階A会議室にお越しください』と
中間課長からお呼び出し。なんだろう。
小「おはようございます。」
「おはよう。」
小「わー、新しいやつ来ちゃった〜」
軽く頭を抱えている小瀧くんに何があったか聞いてみた。
小「年に2回の海外支社向けのグローバル社内報の翻訳作業です。
向こうで発行されているやつを国内の支社にも共有しておくために英語から日本語に訳さないといけなくて…
前回これ大苦戦したんすよ〜」
「私も手伝おうか？」
小「え！ほんまに！？もしかして英語お得意だったり？」
「えぇ？だってこの会社TOEICかTOEFLのスコア見て採用されてるじゃない？笑
部署によってはあまり見られないかもしれないけど、たしか広報部は、」
小「そう、それなんです、就活の時の付け焼き刃というか火事場の馬鹿力というか…
たまたまスコア良かっただけなんで…Aさんっ、助けてくださいっ」
困り眉にしてタレ目でうるうる見つめられ…甘え上手だなぁ。
手伝う約束をすると嬉しそうにハイタッチをしてきた。
午前になるべく自分の仕事終わらせて午後から小瀧くんのを手伝えるようにしよう。
そしていつものようにあっという間にお昼。
小「Aさん…」
「ん？」
小「…あの、よかったらハマちゃんと流星と社食なんすけど、行きません？」
「え、いいの？」
小「もちろん！一緒に食べましょ！」
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作者名：あおゆ
| 作成日時：2020年5月31日 21時
