健やかな生活（JW赤）1

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重岡side









びっくりして顔を見たら、強く引き寄せられてキスをされた。





しかも深くて長い。









キスしたままAの胸元に手を伸ばした。









って………あれ？








キスの動きがどんどん鈍くなって…








重「……寝た。まじか。ほんまに寝たんか。この状況で。おいお前。俺どうすりゃええねん」







ついひとり言が溢れる。









大きなため息ついて、Aのほっぺたに






こんにゃろ、と弱く歯をたてて噛み付いて








また今日も諦める。









…とりあえず着替えさせたらな。









重「手ぇかかるわ」









いやいや、この状況は地獄やで。だって襲いたいに決まってるやん、こんなの。









Aを下着だけの状態にして理性と闘う。









重「ごめんな、寒いな。Aの寝室からすぐパジャマ取ってくるから。」









そう言うたのに、









「寒いよ、」









俺の腕を両手でグイッと引っ張られた。









重「わかった、布団掛けといたるから、ちょっと一回動ける？ほら、布団入り？」








もぞもぞ動いて布団の中に入るAは、当たり前のように俺の腕を掴んだまま離さずに



布団の中に俺も引き込んだ。









重「ちょ、俺もまだ着替えてへんから」









「寒いから」









あ、俺、湯たんぽ代わりな。笑









重「わ、わかった、服しわしわなってまうから俺も脱ぐわ」









布団の中に入ったまま一枚ずつ脱いで、ベッドから出ずに服を床に放り投げる。









重「やっぱちょっと寒ない？」









Aにくっついて暖をとる。








Aもしがみついてくる。









「大毅あったかい」





重「そやろー、Aも酔うてるからぽかぽかやで」








あかん、ごめん、Aにモノが当たってまう、ごめん……。笑

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