健やかな生活（JW赤）1

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重岡side









重「ただいまぁ〜」






「あ、おかえり」







今日も仕事を終えて家に帰ると、彼女はリビングでパソコンとにらめっこ。





でもちゃんと顔を見ておかえり言うてくれる。









この子が俺の彼女、A。









にひ、と笑って見せればいつも、フッてクールに笑う。






3つ上で大人やから、俺はだいぶ助けられてる。








ワガママ言って甘えたいとき、



そっとしておいてほしいとき、




話を聞いてほしいとき、






どんなときでも柔軟に対応してくれるから




ありがたい反面…








俺はもっとAに甘えられたいなって思うときもある。




ちょっとクールすぎんねんな。








ほんまにたまーに、俺あんま釣り合ってへんのかな、俺のことあんま好きやないんちゃうかな、




俺が一緒におりたいって言わんかったら、付き合ってへんかったんちゃうかなってくらい。









「大毅は明日早い？」






重「おん」







「じゃあ明日は私が朝ごはん作る」







重「あれ？明日仕事早ないの」







「明日学会なの」









重「あ、明日やったっけ、こないだ言うてたやつやんね」

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