貴方の宝石になる 2

- ページ22

中間side









『永久手続きについてご説明致します。







永久手続きをされると、あなたの愛するペットは



生涯、人間として生きることとなります。』








中「え！！」








『永久手続きのご相談のメニューに戻ります』







中「ちょ、早いわ！てか説明みじかっ！」








思わず音声案内につっこんでもうた。







とりあえず、もう一個の案内聞いてみよう。








『永久手続きの書類をご要望の方は、記載番号を入力してください』









中「……ジュエル、どうする？






ほんまに、一生人間の姿でいる覚悟はあるか？





…人間はな、辛いことたくさんあんで？






傷つくこともたくさんあると思う。









……それでも、一生守ります。









人間になって、俺にAを守らせてください」









俺はジュエルに手を差し伸べた。








わんちゃんにプロポーズしてるみたいやな。





まぁ、合ってるんやけど。









すると、









俺の差し出した手のひらに…









ジュエルは、









そっと、お手をした。

見守る犬→←- （訂正）

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す