貴方の宝石になる 2

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Aside









それからの日々は…





淳太くんが家にいるとき、ほとんど私は人間の姿なんだけど







最近、淳太くんのお仕事が中止ばっかりになってしまって




ずっとお家にいるから、その時間、私がずっと人間の姿でいようとしたら





いつも以上のスピードでお酒がなくなってしまうわけで。








だから今日はお酒の節約としてジュエルの姿で、ソファの上からお勉強してるところを見学です。









あーあ、ジュエルの姿ならあっちこっちデートできるのにそれもダメなんだって。









「きゅーん…」






中「ジュエル〜お散歩できひんねん、ごめんね？


お家にいなさいってなってるから。」







「…わんっ」





でもキスはしたいから淳太くんの膝の上に乗って顔を舐める。









……そうしてあっという間に1週間。









中「はぁぁ〜〜…」







キッチンで大きなため息をついてる淳太くんを見上げる。







中「ジュエルの酒もうなくなる……」







「きゅーん……」








中「……今夜はAの姿にしたるな？」









切なそうに笑って私を抱き上げた。









………そしてその夜。









残りは、あと2回分ってところだろうか。








淳太くんは、夜12時を過ぎても全然私に飲ませてくれる気配がなく、





自分だけ別のウィスキーでどんどんハイボールを飲んでて、





私を膝の上に乗せて撫で続ける。








……ねぇ、淳太くん、もうすぐ1時になっちゃう。




いつになったら飲ませてくれるの？

-→←残量　（訂正）

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