貴方の宝石になる

- ページ6

ジュエルside









そうしてまた夜。









中「ジュエちゃーん、ただいまぁ」









淳太くん、おかえりなさい。







早くお酒飲んで？早く早く。









中「よし、風呂入ろ〜。」









待ってるからね！早く出てきてね！！









リビングをぐるぐる歩いて待つ。









いつもは大人しく淳太くんのママのところへ行くんだけど、人間の姿になったら一人でお留守番できると思うの！







だから、今朝ちょっと抵抗してみた。









……








中「あぁ〜うまいな〜」








ちょっと！なんで！昨日と違うお酒飲んでる！









「ワンッワンッ！！！」








中「ジュエル！夜遅いからそんな騒いだらあかん」









しょうがない、、








中「こら！」








このお酒じゃないけど、とりあえず飲むそぶりを見せると案の定怒られた。









「ワン！！」








キッチンの方へ走って、棚へ向かってひたすらにジャンプ！！









中「……もしかして」









あ、気付いてくれたっ？

-→←抵抗

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す