貴方の宝石になる

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ジュエルside









暗い住宅街に迷い込んで、またとぼとぼ歩いてる。








さっきお酒飲んだばっかりだから、4時間半しないと犬の姿に戻れない。









…さっき助けてくれたの、絶対に淳太くんだった。



　






今は、優しくされるとつらい。






…いや、嘘。冷たくされたほうがもっとつらい。









気がつけば、いつものお散歩コースを歩いてた。









いきなり雨が降ってきて、私は周りを見渡した。









…近くに、いつも行く公園がある。








あの公園に行こう。






急いで行こうとしたら、かじかんだ足先がもつれて転んでしまった。








痛い……









なんとか公園について、葉っぱの落ちた木の下にしゃがみこんだ。








体の震えが止まらない。









…淳太くん………








淳太くん、、、









……夜中だからか、まぶたが重たくなってきた。









頬が地面について、土の香りが鼻につんときたところでもう私のまぶたは言うことを聞かずに







そのまま閉じた。

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