貴方の宝石になる

抵抗 ページ5

中間side









翌朝、ベッドの中にいたのは犬の姿のジュエル。









中「…やっぱ夢よな？ジュエル、おはよう…」








ジュエルも目を覚ました瞬間、いつものように顔を舐められまくる。









中「んーーやめろ、舐めすぎや。笑」









……









体を起こして、ジュエルの水を替えてエサを用意。








中「あ、ジュエル、ごめん、明日からまた実家に預けなあかんかも」








すると、エサを食べるのをやめてこっちを見た。









中「お前は言葉がわかるんやなぁ〜。賢いな、ええ子や」






…ん？






中「こらジュエル、ご飯最後まで食べなさい」









おすわりしてこっちをジッと見てくる。









中「寂しいんか？笑 おかんのことも好きやんかお前〜」









早速おかんに電話をする。







中「もしもしおかん？またジュエル明日から預かってくれへん？」






「ワンっ！！ワンッワンッ！！！」







母「なに？ジュエルの声で聞こえへん！」







中「こら、静かにしなさいジュエルっ」








「ワンッワンッ！！！ワンッ！！」









ぴょんぴょん跳ねて吠えて大暴れ。









中「ちょ、あとでまた時間とか連絡するわ！」









…いつもは吠えたりしないのに。









ソファに座ってコーヒーを飲みながら、隣で大人しくなったジュエルを撫でる。









中「夢やんなぁ、昨日のえらい可愛い女の子。」









……そろそろマネージャー迎えに来るな。

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