貴方の宝石になる

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中間side









…ゆっくり寝てお昼ご飯の時間。






Aは俺のいないときに本を見ながら料理を作って修行をしているらしく





今日も張り切ってキッチンで料理を作ってくれてる。








中「…うわ、かわいっ」








弟から、アメリカで飼ってる犬の写真が送られてきた。









「淳太くん…？」






中「見て？弟んとこのワンちゃん、ベッドで人間みたいな格好で寝てるで。めっちゃかわいい」








「えぇっ、私以外の子を可愛いって言うの！？」







ぷくっとほっぺを膨らませてAがこっちを睨む。







中「あははっ、おもろ！」







「面白くないっ！もう料理作らない！」








中「はいはい、ごめんて。笑」









キッチンのAを後ろから抱きしめて、肩に顎を乗せれば、






「…淳太くぅん、」








なんて、甘えた声を出しながらこっちを振り返る。









中「はいはいはい、そんな顔せんと。にこってしてみ？」






「……」






中「Aがにこってしたら可愛いのになぁ〜」







「にっ！」







中「あはははっ、もーう可愛いなほんま。



なぁ〜、お腹空いたぁ。」








「もうっ。」







怒った顔にキスしたら、ゆるりと口角がゆるんだ。







簡単なところもかわいいで。

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