貴方の宝石になる

わかってへん ページ28

ジュエルside









お酒っ、お酒っ…お風呂の前に、ちゃんと淳太くんと話したいからお酒飲まなきゃ！




改めて謝りたいし！！







中「こら！ジュエル！足汚れたまま部屋入ったらあかん！！」






ごめん淳太くんっ！







中「おいジュエル、そこ登ったらあかん！」







「わんわんわんわんっ！！！」






中「静かにっ！夜やで！」






淳太くんは仕方なさそうにお酒を出してくれた。








「淳太くんっ」






勢いよく抱きついても淳太くんは必ず受け止めてくれる。







中「体冷えたやろ、先にお風呂入り」






…あぁ、予想に反して優しくされると泣けてくる。







「うっ…うぅ…」





中「なに泣いてんの。笑」






「淳太くん困らせたし、照史くんとシーサーくんにも悪いことした…」






中「ほんまやで〜」





淳太くんは抱きしめる力を強めた。







中「なに他の男と手ぇつないでんねん、キスまでしやがって。アホ。



シーサーの前に、のんちゃんにもキスしてたやろ」






「…え、怒ってるの、それ？」






中「なんやねん、悪いか？」





「…しかもっ、のんちゃんくんはほっぺだよ！」







中「アホか！どこにしてもキスはキスや。


しかも交番で待ってるとき、誰かに襲われてへんかとかめっちゃ心配なったし。」









「…本当にごめんなさい。」

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