覚えてる。（JW緑）2

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神山side









気がついたら寝てしもうたAを起こさんように体を離して、毛布をかけてあげた。









いつ見ても何回見ても飽きひん可愛い寝顔。









ほっぺ触ったら起きてまうかなぁ。







髪の毛撫でたら起きてまうかなぁ。









やっぱりキスしたいなぁ。









俺のこと、もう一回好きになってくれへんかったらどうしよう。









そうなったら俺から離れてしまうんやろか。








そうなったら俺やない誰かと一緒になるんやろか。









誰か俺以外の男に、この可愛い寝顔を見られてしまうんやろか。








俺以外の男に、このサラサラの髪を触られてしまうんやろか。









俺以外の男が、最近俺の触れてないその柔らかい唇を奪うんやろか。








勝手にネガティブになって勝手に嫉妬しまくる。








Aのこととなると、途端に自信なくす。









大きなため息をひとつついた。








神「大好きやのに…」









しばらく寝顔を眺めたあと、ネガティブな思考をリセットしたくて携帯でゲームをやり始めた。









最近ゆっくりゲームやってなかったからなぁ。








こんなときには無心になってゲームやるんがええ。

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