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神山side









二人にありがとう言うて車を降りた。









玄関を開けると。









「おかえりなさい」









小走りで来たAを抱きしめる。









神「廊下は走らない」









腕を緩めて顔を見ると、キョトンとした直後に笑って








「ごめんなさい、神山先生。笑」








そんな冗談も言い合えるようになってるやんか。俺たちすごいやんか。







昨日のお出迎えはもっとぎこちなかったのに。









神「ふふっ、まだ万全ちゃうねやから走ったらあかんの。わかった?怪我せんように」








「はい、わかりました神山先生」








神「そんなん言うたら妄想してまうやろ〜!うりゃうりゃ〜!!」









Aのおでこに自分のおでこをグリグリと押しつけた。






あ〜、昨日も帰ってきて玄関でおでこくっつけたなぁ。




おかえりのチューが復活せんと これが新しいルーティーンでもええなー。








神「さ、今日は〜オムライス!卵でタンパク質とってもらわんとねー?たぶん筋力落ちてるからな」








Aの肩に手を添えてキッチンに向かう。









……









神「じゃあ、Aは…サラダの盛り付けやって?」








「はいっ」









〜♪〜♪








神「ん?」








かすかに聞こえたメロディは確かにAの鼻歌。







神「それさぁ…」






「はい?」






神「マンアフターマン……」







「はい。どうかしました?智洋さんが教えてくれたんですよね?」







神「それ…付き合ってるときに教えた曲…」








俺は手を止めてAに向き合った。









「…ともくんオススメ」







神「え………。





うぇっ!?今ともくんって呼んだ!!!!」

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rio - 彼女ちゃんが可愛くて見ててにやけます!w (2019年12月17日 16時) (レス) id: 429f26e0ce (このIDを非表示/違反報告)
JWJUMP(プロフ) - このあとが楽しみです。更新がんばって下さい (2019年12月3日 7時) (レス) id: 066d296756 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - 移行おめでとうございます!これからも更新楽しみです! (2019年11月18日 22時) (レス) id: c3db2cf019 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あおゆ | 作成日時:2019年11月17日 17時

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