61 ページ11
Aside
…退院して智洋さんのお家に来てから2週間ほど経った。
神「Aおいでー。寝るでー？」
「はい」
夜、ソファで智洋さんが載っている雑誌を見ていたらお風呂上がりの智洋さんがやってきた。
一緒に寝室に入って、ベッドに入る直前。
神「…A？かゆいん？」
すねの辺りを少し掻いているとすぐに智洋さんが気付いてくれた。
もともと乾燥肌の私にとって乾燥する秋冬はちょっと辛い。
神「あー、Aボディクリーム使ってたな、そうやごめん、気付かへんくて」
「いえ、」
神「あ…A、俺が塗るのイヤ？」
智洋さんは本当に献身的にいろいろお世話をしてくれる。
「イヤではないですけど…でも」
でも恥ずかしい、塗ってもらうなんて。
けど…たしかに片手で体に塗れる範囲は限られてしまう。
智洋さんと向かい合わせに立って、
さらっと、ズボン脱がすで？と言われた。
小さく頷くと、智洋さんはそっとパジャマのズボンを下ろして私の足元にしゃがんだ。
そして、片脚ずつ太ももまでボディクリームを塗られて、恥ずかしくてギュッと目をつぶった。
神「イヤやったらすぐ言うて？」
智洋さんの温かい両手が私の脚を撫でていく。
それからズボンは履かせてくれたけど今度は、
脱がしはしないものの、腰のあたりから手がパジャマの中に入ってきて、背中を塗られる。
思わずビクッと動いてしまったのが恥ずかしかった。
正面から背中に手を回されてるから、目線を少し上げればすぐ目の前に至って真面目にクリームを塗ってくれる智洋さんの顔が。
私はそっと智洋さんの右肩に左手を置いた。
理由はなんであれ、智洋さんに体中を触られていることに顔が熱くなっていて
そんな自分の余裕ない顔を見られたくなくてそのまま、抱きついた。
神「A、あかん…そんな可愛いことされたら。」
それでも離れられない。
神「ギブス外れたらいーっぱいイチャイチャしような？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 526人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
rio - 彼女ちゃんが可愛くて見ててにやけます！w (2019年12月17日 16時) (
レス) id: 429f26e0ce (このIDを非表示/違反報告)
JWJUMP(プロフ) - このあとが楽しみです。更新がんばって下さい (2019年12月3日 7時) (レス) id: 066d296756 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - 移行おめでとうございます！これからも更新楽しみです！ (2019年11月18日 22時) (レス) id: c3db2cf019 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あおゆ
| 作成日時：2019年11月17日 17時
