覚えてる。（JW緑）

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神山side









ご飯も歯磨きも終わったあと、Aが俺を呼んだ。









「神山さん…お昼ご飯食べに行ってきてください」







神「え、俺さっき腹減ってないって」




「…本当にですか？」







まだおかゆしか食べれないAの前やと買ってきて食べるとか、外に食べに行くとかすんのかわいそうやなぁって思って。









神「…じゃあお言葉に甘えて…」







「そうしてください、遠慮しない約束ですからね」









神「じゃあ何かあったらあかんから、お母さんと一緒おってな？」









「はい、連絡して呼んでおきます」









……









近くのカフェに入って、頼んだミルクティーとパンにすぐに手を付けられずにボーッとしてまう。









すると携帯が鳴る。



あ。







［リハビリも問題なく、食事も明日には固形物になるみたいなので、3日後に退院できるみたいです。］







神［ほんま！？やった！！思ったより早くてよかった！！］









［神山さんのお陰様です。］









眺めていたパンを急いで食べて、ミルクティーのカップは紙やったから持って病院に戻った。

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