マリンフォード頂上戦争 その8 ページ35
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渋るイワンコフにルフィは訴える
「やるだけやって死ぬならいい！！
今戦えなくて、もしエースを救えなかったら、おれは後で…死にたくなる！！！
今…戦う力をおれにくれ！！！！」
イワンコフはルフィの強い意志の前に屈し、テンション・ホルモンを2人に打ち込んだ
立ち上がったルフィとユリは再びエースの元へ走る
そんな中海軍は白ひげの首を取る絶好の機会として白ひげに攻撃を集中させていた
白ひげも奮闘するが、病、老い
体内も体外も限界を迎えていた
「…おれが死ぬこと、それが何を意味するのか、おれァ知ってる…！！！
だったらおめェ…息子達に明るい未来を見届けねェと、おれァ死ぬわけにはいかねェじゃねェか、なぁエース。」
若き命を未来に繋ぐ為ならその命を惜しまない、その白ひげの背を、ジンベエと隊長達が守った
「未来を見たけりゃ今すぐに見せてやるぞ！やれ！！」
センゴクが再び処刑を実行する
白ひげが止めようとするが吐血に襲われる
そのとき、
「やめろォーーーーーー！！！！」
ルフィは力の限りに叫んだ
その叫びは覇王色の覇気となってマリンフォード全域を襲う
気の弱い海兵達は一斉に意識を飛ばして倒れていった
白ひげの言葉もあり、ルフィはついに処刑台まで辿り着く
そして、ついに…
「お前は昔からそうさ、ルフィ！！！
おれの言う事もろくに聞かねェで無茶ばっかりしやがって！！！」
『エース…！！』
ユリはルフィの元へ誰も寄せ付け無いようにずっと処刑台の下で戦っていた
エースの炎が上がったことで、ルフィとユリの顔に喜色が浮かぶ
ルフィとエースの共闘
幼い頃を思い出す
ずっとそばで2人の兄を見てきた
エースとルフィ、合流したユリは走り出す
まだだ、まだここから抜け出さなけば、本当の救出とは言えない
エースは白ひげと言葉を交わし白ひげ海賊団と共に逃げる
だが、赤犬によって挑発されたエースの足は止まってしまう
エースは赤犬に勝負を挑むが、火とマグマ
自然系であるはずのエースは攻撃を受けてしまった
ルフィとユリはエースの元へ動こうとする
その時、ルフィはエースのビブルカードを地面に落としてしまう
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作者名：そふと | 作成日時：2024年2月23日 18時
