マリンフォード頂上戦争 その4 ページ31
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海軍の計画がなんだ
ルフィには計画も罠も関係ない
海賊達の先頭をきるルフィは、オーズ同様に海軍の総攻撃を受けることになる
ユリはルフィの少し後ろで海兵達と戦っていた
ルフィの背後を襲う者をバッタバッタと倒していった
「来るな！！ルフィ〜〜！！ユリ〜〜！！」
エースは叫ぶ
頼むから、お前らまで道連れにならないでくれ…
エースは弟と妹の無事を願う
「おれは弟だ！！
海賊のルールなんておれは知らねぇ！！」
ルフィが叫ぶ
『…わたしは大切な人を守るためにここまで来た！！！
絶対に助けるから…！！！
お兄ちゃん…！！！』
ユリも叫ぶ
今までで1番大きな声を出したんじゃないか
エースはユリのこんなに大きな声は聞いたことがなかった
ユリの決意の強さが声の大きさに表れた
兄妹の盃を交わした
血の繋がらない
だけど、世界で唯一の肉親、兄妹
エースの弟と妹の登場に海兵達はどよめいた
ゴールド・ロジャーはエースが生まれる前に処刑されたのではないか
センゴクが再び電電虫を取る
「そいつらもまた未来の有害因子！！
モンキー・D・ルフィ！！
幼い頃エースとともに育った義兄弟であり、
その血筋は…革命家ドラゴンの実の息子！！
ユリ！！
モンキー・D・ルフィ同様にエースと共に育った義兄妹！！
その血筋は…海の女神・エレナの直系の子孫！！
見つけたら即抹消の一族の生き残り！！」
ルフィの血筋、
ユリの血筋
全世界に動揺が走る
エースは処刑台の上で身動きの取れない体で苦悩した
大勢の仲間が、
尊敬してやまない親父が、
守るべき弟と妹が、
彼らは皆命を捨てる覚悟でここに来ている
…
白ひげが動き出す
まずバギーと手を組む
次にディカルバン兄弟に指示を出す
そんな白ひげの指揮下に属さずに突っ走るルフィを止めたのは因縁のあるスモーカー
自然系の能力者の上、海楼石入りの十手を持つ男
ルフィを殴り飛ばし、さらに攻撃をしようとしたスモーカーの前に少女が1人
『…ルフィ、先に行って！！』
ユリは手に海を纏わせスモーカーに攻撃を仕掛ける
海は全能力者の弱点
手だけじゃ当たらない…！！
ユリはヨシに教えてもらった通りに持って来たパイプに海を纏わす
純100%の海の力
スモーカーは攻撃を交わすことに精一杯だった
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作者名：そふと | 作成日時：2024年2月23日 18時
