マリンフォード頂上戦争 その1 ページ28
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海軍から出される監視船は出航の度に撃沈
そのため白ひげの目撃情報は一切入ってこなかった
緊張が高まるマリンフォード
エースがその姿を現した
公開処刑まであと3時間
島全体を軍艦が包囲して海兵の精鋭達が配備された
全世界が注目する中、エースの横にセンゴク元帥が姿を現し話し始める
「諸君に話しておく事がある。ポートガス・Ｄ・エース…この男が今日ここで死ぬ事の大きな意味についてだ。」
「お前の父親の名を言ってみろ！！」
「おれの親父は白ひげだ！！」
エースはセンゴクを睨みつける
センゴクはエースの言葉を否定する
「父親の死から実に1年と3ヶ月を経て、世界最大の悪の血を引いて生まれてきた子ども、それがお前だ。
お前の父親は！！！”海賊王”ゴール・Ｄ・ロジャーだ！！！！」
センゴクは話し続ける
「お前を放置すれば、必ず海賊次世代の頂点に立つ資質を発揮し始める！！！
だからそこ今日ここで、お前の首を取る事には大きな意味がある！！！
たとえ”白ひげ”と全面戦争になろうともだ！！！！」
マリンフォードは震えんばかりの雄叫びに揺れた
海軍のモチベーションが最高潮に高まったその時…
マリンフォードの正義の門が開いていく
開くはずのない正義の門が…。
そこに姿を現したのは白ひげ海賊団傘下の海賊総勢43隻の大艦隊
だが、海軍は白ひげに最大の警戒を払う
張り詰める緊張の中、モビーディック号を始めとする4隻が海軍本部の湾にいきなり浮かび上がってきた
モビーディック号の先頭には、堂々たる”白ひげ”その人が立っている
「グララララ何十年ぶりだ？センゴク。
おれの愛する息子は無事なんだろうな！！！！
グララララ！！ちょっと待ってな、エース！！！」
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作者名：そふと | 作成日時：2024年2月23日 18時
