インペルダウン その2 ページ25
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白ひげの船で大罪を犯したおれを追いかけていたエースは、くしくもお前達の兄だった!!
弟を殺しに、妹を捕らえに行くというおれ達を目の前にして、エースの退路は絶たれた。
エースの墓前でよく礼を言うんだな、あいつが現われなかったら、
本来死んでいたのはお前、
そして今頃妹はおれの手の中だった」
黒ひげにキレたルフィは攻撃するが、黒ひげの攻撃がなぜかルフィに効く
ゴム人間であるルフィに。
ジンベエはルフィを止め、本来の目的を先に遂行すべきと説得した
…
まだインペルダウンから脱出できない
追ってきたマゼランをルフィとMr.3が足止めしている間
ジンベエやクロコダイルは海上の正面入り口に到達した
この先には海軍がいるはず…
覚悟して開けた門の先には、
何もなかった
．
ユリはその頃、インペルダウン付近まで来ていた
ヨシは海軍に見つからないように、
でも速度は落とさずに。
ユリを乗せた小さなボートはぐんぐん進んで行った
「…！ユリ様…！すぐそばにある軍艦が攻撃を受けているようで…
どうしますか？」
『…エースもルフィも軍艦にいないけど、もしかしたらルフィの仲間が暴れているのかもしれない…
行こう、ヨシさん』
「…はい！！」
海軍の軍艦が明らかに攻撃されているのだ
ユリ達は気を引き締めて軍艦に近づくことにした
ジンベエは近づいてくる小さなボートに気づく
ユリもジンベエを見つけた
「…海兵か…？いや、
お嬢さん！！ここは今戦場じゃ！！用はなんじゃ！！」
『…わたしはユリ！！
兄の…エースのいる場所を知りたい…！！』
「…ユリ…！？まさか、お前さん…！！」
ジンベエはエースの兄妹の話をよく聞いていた
弟と妹がいてどちらも大切なんだと。
妹は世界一美人で世界一可愛いのだと。
妹・ユリの特徴までちゃんと覚えていた
真っ白な髪
濃紺の瞳
リボンが付いている紺色のボーラーハット
あそこに立っているお嬢さんはエースさんの妹の特徴と完全一致している
ジンベエはすぐにユリのそばに行った
「ユリ、じゃな？わしはジンベエ
今はエースさんを助けにマリンフォードへ行くための軍艦を奪っている途中じゃ！」
『…エースは、今マリンフォードに…』
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作者名：そふと | 作成日時：2024年2月23日 18時
