Lily ・Ⅱ【ONE PIECE】 (ページ14)

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シャボンディ諸島　その5 ページ14

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怒涛の展開が続いていく

レイリーはケイミーの起爆装置付きの首輪を難なく外す

裏でレイリーに首輪を外してもらっていた巨人の男は麦わらの一味に深く感謝し、奴隷一歩手前達と共に逃げることを決める

そして、ついにレイリーの正体がルーキー達によって明かされる

“冥王”シルバーズ・レイリー

元ロジャー海賊団副船長で “海賊王の右腕”

正体に驚く一同だが、すぐに脱出しようと動き出す

だが、すでに会場は大勢の海兵によって包囲されていた

だが、海軍の包囲網は脅威などではないようで。

キッドがいち早く会場を後にしたが、その時のキッドのセリフがいけなかった

「”麦わらのルフィ”の噂通りのイカレ具合を見れたんだ、もののついでだ、お前ら助けてやるよ！

表の掃除はしといてやるから安心しな」

ローとルフィはこのキッドのセリフにカチーン！ときて、張り合うように表にでた

『…あ、ルフィ行っちゃった』

「なあに、あの3人似た者同士だったりする？」

「はっはっは！さあ、お嬢さん達早くここを脱出しよう」

ユリとナミがこそっと話しているとレイリーが笑いながら脱出を促す

外に出たゾロ達が見たのは、すでに海兵達を倒した後の3人のルーキー船長達の背中だった

しかし、海軍本部に最も近い島だけあって後方からの援軍が近づいてきている

3組のルーキー海賊団はここで解散する

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キッドとローが、バーソロミュー・くまに足止めされている頃

麦わらの一味は、トビウオライダーズのおかげで無事にシャッキーさんの店に辿り着くことが出来た

シャッキーの店で、ルフィ達はド肝を抜かす事実を知る

ハチの友人だというじいさんが、あの海賊王の船に乗っていて、しかも副船長を務めたのだと言うから、これが驚かないわけがない

レイリーは、海賊王の伝説と共に何度も耳にしてきた偉大な名であった

「え〜〜〜〜〜！！？

海賊王の船にィ〜〜〜！！？

おいユリ！知ってたか！？」

『わ、ゆれるゆれる』

驚きの余りユリをぐわんぐわん揺らすルフィ

他の一味の仲間もそれぞれが聞いたことのある名前に驚いていた

レイリーと少し話をしたあと、

レイリーは船のコーティングが完了するまでの3日後に再会するためにビブルカードを千切って、一味それぞれに渡す

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