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ー ar side ー
山「んじゃ、俺部活行くわ！」
知「頑張って」
『頑張ってな！また明日！』
放課後、部活に行く山田を見送って知念と2人で帰る支度を進めていると教室のドアが開く音と同時に名前を呼ばれて振り返る。
「有岡いる？」
『い、いのちゃん！？！ な、なんで！？出張は！？』
振り返った先には今日1日ずっと会いたくてたまらなかったいのちゃんがいた。
「終わって帰ってきたのw ってかいつも言うけど俺先生ね？？？w」
知「伊野尾先生、僕達帰るんで大貴に用があるなら手短にお願いします…」
「お〜怖いねぇ…」
『そ、それでいのちゃんどうしたの？』
「この間の小テスト赤点とったから補習ね、明日の放課後化学準備室に来るように〜」
『えぇ！？まじ！？今回すげー自信あったのに…』
知「要件それだけですよね？大貴、帰ろ。」
知念にグイグイと引っ張られた俺は話がちゃんと終わったのかもわからないまま教室を後にした。
『うぇ！？知念！？いのちゃんまた明日！！』
「だから伊野尾先生！あと敬語！！w」
とりあえずと思って廊下から叫んだ俺はいのちゃんから帰ってきた返事に思わず頬を緩めていた。
そんな俺を面白くなさそうに知念が見つめていたことを知らずに…
『あ、そう言えば明日ごめんな？』
知「ほんとだよ、せっかく涼介も部活休みで遊ぼうって話してたのにさ」
『今回はいけると思ったんだよ…ほんとごめん…』
知「仕方ないから待っててあげる」
『でも悪いよ…』
知「大貴居なきゃ意味ないじゃん、僕は3人だから楽しいの」
『知念…ありがとな！！後で山田にもLINEで謝んねぇと…』
知「きっと涼介も同じ考えだろうし大丈夫でしょ」
ほんと、知念も山田も優しいな…
知「それにしても、大貴はやれば出来るんだからちゃんと勉強すればいいのに」
『化学はほんとダメなんだよ…頭に入ってこない…』
知「伊野尾先生の顔ばっか見てるからでしょ、毎回ノート見せてって言われる僕の身にもなってよね！」
『申し訳ございません←』
知「とりあえず！小テストの範囲で抑えといた方がいいとこ教えてあげるからスタバ行くよ！そしてちゃんと勉強して明日の補習さっさと切り上げてくること！わかった？」
『知念様ぁぁぁあ(泣) まじ大好き』
知「もう…// ほら行くよ！」
俺はつくづくいい友達に恵まれたな〜と実感しながらスタバまでの道を急いだ
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有緒菜あかり(プロフ) - ありるんさん» コメントありがとうございます！！まさかありるん様から頂けるとは…大好きな書き手様にそう言って頂けて嬉しい限りです(´TωT｀)♡続編承りました！少しお時間を頂くかもしれないのですが…必ず書かせていただきます！ (2022年7月27日 12時) (
レス) @page33 id: 74f48f4a27 (このIDを非表示/違反報告)
ありるん(プロフ) - いのありやま大好物です♡続編を希望します、もし書く予定があったらよろしくお願いします（ *_* ）！！ (2022年7月26日 21時) (レス) id: 1bc2f81aa5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有緒菜あかり | 作成日時：2022年3月25日 3時
