Q.好きにさせる方法は？ inar ページ6
*
先生、質問です━━━━━━━━━━━━━━━。
*
inさん(先生) × arさん(生徒)
一部cnarさん要素入りますので大丈夫な方のみお進み下さい！
-----------------------------------------------------
ー ar side ー
『うぅ…やる気が出ない…』
知「ほら、次体育だよ。机に突っ伏してないで着替えて、じゃないと置いてくよ？」
山「まだやってんの？仕方ないだろ？今日バスケだってよ？ほら急ぐぞ！」
あと大好きな体育の授業が終わればお昼休みなのに俺がこんなに項垂れてる理由は一つ。
副担任のいのちゃんと話せてないから…
今日はなんか出張があって朝からいないんだって…
とりあえず2人に本気で置いていかれる前にジャージに着替え山田に引きずられるようにして体育館に向かう。
山「バスケ好きなんだからせめて体育くらい楽しんだら？」
知「大丈夫、大貴のことだから試合始まったら夢中になってるよ」
山「それもそうかw」
なんかバカにされてる気がするけど反論する元気は今の俺にないから聞き流しとく。
山「それにしてもほんと伊野尾先生のこと好きだよねぇw
毎日良くも飽きずに…」
知「なんであんなおじさん…ﾎﾞｿｯ」
俺といのちゃんの出会いは今年の春、2年に上がってすぐ副担任になるはずだった先生が産休に入った関係でうちの学校に赴任してきた。
そして俺は、着任式の壇上でスーツをかっこよく着こなして堂々と挨拶するいのちゃんにあっさり一目惚れをした。
知「ほら始まるよ、一旦伊野尾先生忘れて！僕達と同じチームなんだから！そんなんで負けたらジュース奢りだからね！」
山「俺達3人の圧勝見せつけてやろーぜ！」
『2人とも…おし！やるか！』
山「そう来なくっちゃ！」
項垂れモードの俺を切り替えさせようと頑張ってくれた2人のためにとりあえず試合だけは勝とうと意気込んだところでちょうど授業が始まった。
山「大ちゃん！」
『任せろ！』
試合は順調に進みもちろん俺達の圧勝だった。
知「余裕だね←」
『いや〜田中たちも強かったよ！』
ク「お前らがうますぎんだよ！w」
試合に勝って友達に褒められた俺はすっかり気分が良くなっていた。
山「元気出たみたいでよかったねw」
知「大貴は単純だからねぇw」
『バカにされてる！？』
結局わいわい過ごしてたらあっという間に午後の授業も終わり、気づいたら放課後だった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 177人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
有緒菜あかり(プロフ) - ありるんさん» コメントありがとうございます！！まさかありるん様から頂けるとは…大好きな書き手様にそう言って頂けて嬉しい限りです(´TωT｀)♡続編承りました！少しお時間を頂くかもしれないのですが…必ず書かせていただきます！ (2022年7月27日 12時) (
レス) @page33 id: 74f48f4a27 (このIDを非表示/違反報告)
ありるん(プロフ) - いのありやま大好物です♡続編を希望します、もし書く予定があったらよろしくお願いします（ *_* ）！！ (2022年7月26日 21時) (レス) id: 1bc2f81aa5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：有緒菜あかり | 作成日時：2022年3月25日 3時
