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ー ar side ー
自分がセットしたアラームで起きるともう楽屋にはメンバーが全員揃っていて、起き上がると肩から何がずり落ちた。
『パーカー？いのちゃんの...？』
いのちゃん家の柔軟剤の香りがする。ってなんか俺すげー変態みたいじゃん！！
いや、何年も一緒にいたら匂いくらい区別つくし変じゃないか...？
「あ、起きた？おはよう。」
『あっ...おはよう...ちゃんこれ...』
「ちょっと寒そうだったからかけといた、もう大丈夫？
一応今暖房の温度あげてきたけど...」
『も、もうちょっと借りててもいいかな...？』
なぜかもうちょっとこのパーカーに包まれてたいなぁ...
なんて思ってしまって出た言葉にいのちゃんは優しく頷いてくれた。
「もちろん。ぐっすりだったね？最近忙しそうだもんね、さっき買ったお水いる？」
『俺なんか全然...あ、お水ありがとう、欲しい』
きっとあんな夢を見るのはいのちゃんのせいだ...！！
いのちゃんはすごく優しいし、いつも気遣ってくれて身の回りのお世話全部してくれんの。
ただのメンバーの俺にこんなに優しいってことは彼女さんにはもっと優しいってことでしょ？って、そんなこと思っちゃって夢に見るんだ...！！！
今だってわざわざ新品のペットボトルのキャップしれっと開けて渡してくれちゃうし。
「？どうしたの？そんな膨れっ面で...」
『いのちゃんのばか...』
「えぇ、？なんでいきなり！？」
『いのちゃん今日...』
「何系食べたい？」
ほら、ね？いのちゃんの彼氏力すごいでしょ？
最後まで言わなくても俺の言いたいこと分かってくれて、先回りしてくれんの。
だからきっとあんな夢を見るのはいのちゃんが彼氏力高すぎるせいだ！！いのちゃんが優しすぎるからが故の、こんな人いいなぁって言う潜在意識だ！
『うまいの...』
「この間大ちゃん好きそうなお店見つけたからそこにしよっか、今日俺車だから大ちゃんの送迎いらないってマネに行ってくるね」
『...ん、ありがとう』
光「ほーんと、伊野尾のやつ。大ちゃんの彼氏みたいだな。」
急に後ろから声をかけられて振り向くとひかがマネのところに向かういのちゃんを呆れ顔で見つめていた。
『いのちゃんの彼女になる人は幸せだよね、メンバーの俺にこんだけ優しいんだもん』
光「んー、大ちゃんにだけだと思うけど？俺あんなされた事ねーよw」
ひかの言葉に胸の奥が疼く感覚がした。
『俺...だけ、？』
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有緒菜あかり(プロフ) - ありるんさん» コメントありがとうございます！！まさかありるん様から頂けるとは…大好きな書き手様にそう言って頂けて嬉しい限りです(´TωT｀)♡続編承りました！少しお時間を頂くかもしれないのですが…必ず書かせていただきます！ (2022年7月27日 12時) (
レス) @page33 id: 74f48f4a27 (このIDを非表示/違反報告)
ありるん(プロフ) - いのありやま大好物です♡続編を希望します、もし書く予定があったらよろしくお願いします（ *_* ）！！ (2022年7月26日 21時) (レス) id: 1bc2f81aa5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有緒菜あかり | 作成日時：2022年3月25日 3時
