おはよう ymar ページ30
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君の笑顔はきらきら━━━━━━━━。
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ー ym side ー
身動きのしにくさに目を覚ますと、目の前にはドアップの彼女寝顔。昨日は大ちゃんを泊めてないはずなんだけど…
寝起きの頭をフル回転させながら周りを見渡すと約束の時間をとっくに過ぎた時計の針。
彼が起きてこない俺に見かねて家に迎えに来てくれたことを理解した。
「起こせばよかったのに…」
今日は奇跡的に2人のオフが被った日。
お互いの誕生日すら仕事でゆっくり過ごせなかった俺たちはおくらばせながら7月の今日に日帰り旅行を計画していた。
『んんんっ…』
気持ちよさそうに寝返りをうった大ちゃんを起こさないようにベッドから降りる。
昨日の寝る前の電話で嬉しそうに今日が晴れだと言っていた彼に申し訳なさいっぱいになりながらリビングに行くと昨日より綺麗に整頓されていて驚く。
「こんなことまでしてくれたのかよ…」
整理整頓は好きだが最近忙しすぎて家事がおろそかになっていたせいで、正直荒れ放題になっていた。
溜まってた洗濯も食器も全て片付いていて、机の上に散らばっていた仕事関係の書類も全部整理してくれてある…
「まじかあいつ…朝ご飯まで用意してくれてんの？」
“サラダは冷蔵庫ね！いつもお疲れ様！ 大貴”
と書かれたメモ、ラップのかけられたちょっと不格好なサンドウィッチとオムレツ、俺の苦手なトマトまでご丁寧に乗っけられたサラダを見て胸が暖かくなる。
「…いただきますっ。」
どれも美味しくて胸がポカポカした。
一口一口から大ちゃんの優しさを感じて愛されてることを再認識した。
「そろそろお姫様を起こしに行きますか…」
食べ終わった食器を洗い終え寝室に行くとちょうど起きたのかぽわぽわしてる大ちゃんがベットの上に座っていた。
『あ、おはよ〜』
「大ちゃん家事とかごはんありがとう、あと起きれなくてご((( 『夜ご飯はオムライスな！』 …はははっw
わかった、作るよw」
『山田新作のゲーム買ってなかったっけ？あれやろうよ』
ニカッって効果音がつくくらいいい笑顔で笑ってせっせとゲーム機の準備をする大ちゃんを後ろから抱きしめる。
「大ちゃん…好きだよ、ありがとう…」
『たまには悪くないね、こんな日も』
俺に体重をかけて寄りかりながら楽しそうに笑う君。
仕方ない、残りの半日は俺がお前を甘やかすとしよう。
Fin.
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有緒菜あかり(プロフ) - ありるんさん» コメントありがとうございます！！まさかありるん様から頂けるとは…大好きな書き手様にそう言って頂けて嬉しい限りです(´TωT｀)♡続編承りました！少しお時間を頂くかもしれないのですが…必ず書かせていただきます！ (2022年7月27日 12時) (
レス) @page33 id: 74f48f4a27 (このIDを非表示/違反報告)
ありるん(プロフ) - いのありやま大好物です♡続編を希望します、もし書く予定があったらよろしくお願いします（ *_* ）！！ (2022年7月26日 21時) (レス) id: 1bc2f81aa5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有緒菜あかり | 作成日時：2022年3月25日 3時
